自民「改憲」公約 民主の協力で衆参3分の2超?

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122200101より、
自公、「尖閣常駐」に賛否=憲法96条改正でも

 自民党の小野寺五典元外務副大臣は22日朝のTBS番組で、同党が衆院選公約の付属文書に検討対象として盛り込んだ沖縄県・尖閣諸島への公務員常駐について「将来的には海上保安官が常駐する(べきだ)」と強調した。これに対し、公明党の斉藤鉄夫幹事長代行は同じ番組で「現状変更による国際紛争激化は避けるべきだ」と反対した。
 自民党の安倍晋三総裁が憲法改正要件を定めた96条の改正に取り組む姿勢を示していることに関しても、小野寺、斉藤両氏の意見は分かれた。小野寺氏が、衆参両院それぞれの総議員の3分の2以上と定めている改憲の発議要件を「過半数」に緩和すべきだと主張、斉藤氏は「3分の2は高いハードルではない」と語った。(2012/12/22-09:58)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012121902000120.htmlより、
自公連立協議の一方… 安倍氏 「改憲連合」探る
東京新聞 2012年12月19日 朝刊

  次期首相に就任する自民党の安倍晋三総裁が、衆院選の勝利後、改憲に向けて本格的に動いている。表では憲法論議を封印して公明党と連立政権で合意する一方で、日本維新の会らに秋波を送り、改憲に必要な数の確保に向けた足固めを始めている。(岩田仲弘、関口克己)
 安倍氏は十八日、公明党の山口那津男代表と会談。連立政権設立で合意し、政策協議を始めた。だが安倍氏は、公明党との協議では「九条改正にくみしない」(山口氏)立場の公明党に配慮し、自民党の政権公約にある「国防軍」などには深入りしない考えだ。
 ところが安倍氏は、公明党との協議以外では改憲への発言をエスカレートさせている。十七日の記者会見では、改憲の発議要件を緩和する九六条改正を目指す考えを表明し「維新、みんなの党とは基本的に一致できる」と発言。公明党には言及せず二党にラブコールを送った。維新との協力に繰り返し言及している安倍氏だが、みんなの党に触れたのは初めてだ。
 改憲には衆参両院で三分の二が必要。衆院は自民党と維新だけで三分の二を超えたが、参院は半数にも満たない。参院で十一議席を持ち自民、民主、公明に次ぐみんなの党とも連携して「改憲連合」をつくり将来三分の二に近づけようと、安倍氏は考えている。
 安倍氏は来年夏の参院選で三分の二超えを目指すが「次の参院選で(三分の二を)達成できるか分からない。もう三年必要かもしれない」と、四年後の次々回の参院選も視野に入れる。党の規定では総裁は最長六年務められる。二〇〇六年、首相に就任した時、六年間政権を維持することを念頭に「在任中に改憲を成し遂げる」としていた安倍氏は、再登板の今回も、自分の手での改憲にこだわっているのは明らかだ。
 だが、改憲に前のめりの安倍氏と、秋波を受ける二党の温度差は大きい。維新の石原慎太郎代表は自身は改憲に賛成だが、自民党との拙速な連携に慎重な党内世論に配慮し「まず党内で議論する」。みんなの党の江田憲司幹事長は「要は改憲の前にやるべきことがあるだろうということだ」と突き放している。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012121300993より、
公明以外とは「部分連合」=ねじれ対応で安倍自民総裁【12衆院選】

 自民党の安倍晋三総裁は13日のTBSの番組で、衆院選で勝利した場合の政権の枠組みについて「自民党と公明党で連立政権をつくる。参院では政策ごとに賛成していただけるところと一緒にやっていきたい」と述べ、公明党以外とは政策ごとの「部分連合」を目指す考えを示した。
 安倍氏は日本維新の会との連携に前向きとされ、将来の連立の可能性も排除していない。ただ、現時点では維新と連立しても衆参の「ねじれ」状態を解消できないことから、当面は部分連合で国会を乗り切りたい考えとみられる。
 これに関し、維新の石原慎太郎代表も同じ番組で、「(自民党とは)政治案件について是々非々でいく」と語り、自民党との連立に否定的な立場を改めて強調した。(2012/12/14-00:12)

http://mainichi.jp/select/news/20121214k0000m010097000c.htmlより、
自民総裁:選挙後の枠組み 政策ごとに協力
毎日新聞 2012年12月13日 23時36分

 自民党の安倍晋三総裁は13日夜、TBS番組の収録で、衆院選後の政権枠組みについて、「公明党と連立政権を作るのは確定している。しかし、参院は院の構成が変わらないので、政策ごとに、理念と政策が一致したところと一緒にやっていきたい」と表明した。衆院選で勝利しても自公両党では参院で過半数に達しないため、政策ごとに他党と協力関係を築き、政権運営を安定させる考えを示したものだ。安倍氏は具体的な党名には言及しなかったが、みんなの党や日本維新の会を念頭に置いた発言とみられる。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012121300813より、
「自公連立」に火種=安保・改憲、主張に溝【12衆院選】

 衆院選で共に政権奪還を目指す自民、公明両党の主張が隔たっている。とりわけ、自民党の安倍晋三総裁が実現に意欲を示す集団的自衛権の行使容認に、公明党の山口那津男代表が反対するなど、安全保障分野での意見対立が目立つ。選挙戦は自民党の優位が伝えられており、両党が政権復帰を果たした場合、大きな火種となりかねない。
 「われわれは負けるわけにいかない。断固として自民党と公明党で政権奪還を目指す」。安倍氏は13日、広島市内で街頭演説し、公明党との連立が政権構想の前提であることを示した。
 自公両党は衆院選で過半数を獲得すれば、直ちに連立政権協議に入る方針。その協議で難航が予想されるのが安保政策の扱いだ。自民党は政権公約で、集団的自衛権は行使できないとする憲法解釈の見直しや憲法への「国防軍」明記、戦力不保持をうたった9条2項の改正などを訴えている。
 しかし、「平和主義」を掲げる公明党はこうした主張に反対だ。自民党の「右傾化」路線にすり寄ることは支持者が許さない。公約でも、核軍縮や平和外交の推進を掲げているだけだ。山口氏は7日の民放番組で、集団的自衛権について「これから4年間の政権のことを考えると、現実にそれを課題にするのは時期尚早だ」と主張した。
 さらに山口氏は、10日のラジオ番組で「公明党は(憲法の)軸を守る役割を果たしたい。それでも(自民党が)はみ出したいなら、限界が来るかもしれない」と語り、自民党をけん制した。
 安保分野以外でも、安倍氏が日銀法改正を視野に入れた「大胆な金融緩和」を唱えるのに対し、山口氏は「日銀法改正の必要はない」との考えを表明しており、両党の政策の擦り合わせには課題が少なくない。
 ただ、自民党は政権に復帰した場合、来年夏の参院選でも自公両党で過半数を確保して衆参ねじれの解消に全力を挙げる方針で、公明党といたずらに事を構える考えはない。連立を組んでも当面は選挙協力を優先し、「安倍カラー」を封印する可能性もある。(2012/12/13-19:06)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012121300734より、
「320」で再可決可能=衆院選、注目の議席数【12衆院選】

 16日投開票の衆院選では、各党の獲得議席がその後の国会運営に大きな影響を与える。今回の選挙で注目される議席数を探った。
 衆院定数は480で、政権与党として必要な議席数は過半数の241。連立を目指す自民、公明両党で過半数を取れば、政権は奪還できる。選挙情勢は、自民党が単独過半数を占める勢いを示しており、議席が増えれば増えるほど、同党は国会運営を有利に運ぶことができる。
 具体的には、与党が252議席を取れば「安定多数」となり、国会の計17全ての常任委員会で委員長ポストを独占し、委員の半数を確保。269議席なら「絶対安定多数」となり、全ての常任委員長を独占し、委員も過半数を占める。
 今回は特に、自民党が公明党と合わせて、定数の3分の2に相当する320議席に到達するかどうかが注目されている。参院は民主党が第1党で衆参の「ねじれ」が続くが、憲法59条により、参院で否決された法案でも、衆院の3分の2の賛成で再可決し、成立させることができるからだ。
 公明党は現行制度下で最多の34議席を目標に掲げ、30議席前後の獲得が見込まれ、自民党が290議席まで伸ばせば3分の2確保は現実味を帯びる。

 ◇民主「113議席」は困難か
 現行の小選挙区比例代表並立制による過去5回の衆院選で、第2党の最少議席数は「郵政解散」の2005年に民主党が記録した113議席(小選挙区は52議席)。今回、民主党への「逆風」は強く、公示前勢力の230議席を大幅に減らし、2桁台に落ち込む可能性も取り沙汰されている。
 日本維新の会など「第三極」陣営としては、国会で存在感を示すには、予算を伴う法案や内閣不信任決議案を提出できる「51議席」が現実的な目標となる。(2012/12/13-17:53)

http://mainichi.jp/select/news/20121212k0000m010057000c.htmlより、
公明党:自民をけん制 選挙後にらみ維新との接近に警戒感
毎日新聞 2012年(最終更新 12月12日 01時16分)

 16日の衆院選を前に、公明党から自民党が掲げる保守色の強い政策をけん制する発言が相次いでいる。両党は選挙協力関係にあるが、毎日新聞による情勢調査などで、自民党が衆院で単独過半数を確保する勢いとなり、選挙後の連立政権を想定する公明党の発言力が低下しかねないことが背景にあるとみられる。さらに、保守色で自民と共通項が多い日本維新の会は衆院で第3党に届く勢いで、自民党との接近を懸念する声も出ている。
 「自公で何としても政権奪還を目指す」
 自民党の安倍晋三総裁は9日、東京都北区で、前回落選して国政復帰を目指す公明党元職の手を取って高く掲げた。公明党は小選挙区で擁立した9人の全員当選が悲願。9選挙区以外で支援を受ける自民党は「協力の象徴で絶対負けられない」(党幹部)と全面支援する。
 公明党はもともと、憲法改正や集団的自衛権の行使容認といった自民の「右傾化」に警戒心が強く、支援者などには「歯止めを掛けている」と説明してきた。公明党の山口那津男代表は4日、東京都内での会合で、「すぐに国防軍や集団的自衛権(の行使容認)はさせない。安心してほしい」と支持者をなだめた。
 しかし、自民党が単独過半数の勢いとなり、公明党内からは「ブレーキ役としての存在感が薄まる」(党幹部)との声が漏れ始めた。山口氏は10日のTBSラジオの番組でも「憲法の柱を守ることが重要だ。はみ出したいなら限界がくるかもしれない」と述べ、自民をけん制した。
 公明党の懸念の背景にあるのは、毎日新聞の中盤情勢調査などで公明を抜き衆院第3党となる勢いの維新の存在だ。維新は憲法改正を掲げ、外交・安保でも自民党と近い政策がある。安倍氏は維新とも一定のパイプがあり、公明党関係者は「自民と維新が近づくと公明がはじき飛ばされるのではないか」と疑心暗鬼になっている。
 安倍氏と山口氏は衆院選翌日の17日、党首会談を行う予定だ。選挙後の政権の枠組みについて協議するとみられ、公明党幹部は「いろいろな合意形成をしないといけない」と述べた。【福岡静哉】

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2012121102000104.htmlより、
衆参とも3分の2確保必要 自民の「改憲」公約
東京新聞 2012年12月11日 朝刊

 十六日投開票の衆院選で、自民党の優勢が伝えられている。もし自民党が政権に復帰することになれば、安倍晋三総裁は公約に掲げる憲法改正を目指すことになる。だが、国民の支持を得ているとは言い難い。手続き上のハードルも高く、実現は簡単でない。(清水俊介)

 Q 改憲にはどんな手続きが必要なのか。
 A 改憲したい国会議員が全百三条のうち、変えたい条文ごとに憲法改正原案を国会にまず提出する。それを衆参両院の憲法審査会で審議し、本会議で可決されると、憲法改正案が国民投票にかけられる。ただ、衆参とも可決には「総議員の三分の二以上の賛成」が必要なため、安倍氏自身も「極めて高いハードル」と認めている。

 Q ハードルはどのくらい高いのか。
 A 選挙戦で優勢が伝えられているが、それでも自民党だけで衆院の三分の二に当たる三百二十議席を確保するのは容易でない。連立政権を組む方針の公明党も改憲に強く反対している。仮に衆院で三分の二を確保できたとしても、参院がある。

 Q 参院はどうか。
 A 民主党が第一党で、少なくとも来夏の参院選後まで自民党は過半数割れした状態が続く。日本維新の会は改憲に前向きな姿勢だが、参院では三議席しかない。自民と維新が連携しても、九十議席にも満たない。

 Q 民主党が協力すれば、衆参ともに三分の二を超えるが、その可能性はあるのか。
 A 野田佳彦首相は改憲について「今、公約に掲げて進めるのがいいのか」と否定的だ。民主党の協力をすぐに得るのは難しい。
 安倍氏は国防軍の保持を明記する憲法九条改定の前に、改憲に必要な衆参の総議員数を「三分の二」から「二分の一」に引き下げる九六条の改正に取り組む考えを示している。ただ、この賛否を問う国民投票をするにも、総議員の三分の二以上の賛成が必要だ。

 Q 国民は改憲を求めているのか。
 A 本紙が衆院選公示直前に行った世論調査では、憲法九条改正について、反対が41・4%で、賛成の40・9%を上回った。賛成を求める世論は半数に達していない。

広告

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中