日本未来 結党1カ月で分裂、「生活の党」に変更
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122700995より、
未来、小沢氏支配に=嘉田氏は「使い捨て」に
日本未来の党の党内対立は27日、旧国民の生活が第一の小沢一郎氏らが事実上、党の実権掌握する形で片が付いた。衆院選前に「小沢氏を使いこなす」と公言していた嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は、結党から1カ月足らずで使い捨てにされた格好だ。
小沢氏は未来の分党に際し、党名変更の形式にこだわった。政党交付金は、国政選挙での得票数と所属議員数に応じて支給される。新党を結成した場合には、支給額は議員数分だけにとどまり、来夏の参院選に向けて「台所」事情が苦しくなるためだ。
対する嘉田氏は、社民党から参加した阿部知子衆院議員を党員として「未来」の名を付けた政治団体を結成するとみられるが、衆院選を戦った未来とは無関係になる。
嘉田氏は27日夜、大阪市内で記者団に「(衆院選で)なぜ票がいただけなかったかを分析し、仲間を地道に広げていきたい」と述べ、参院選で再起を期す考えを強調した。だが、指導者としての力量に疑問符が付いた上に、知事と党首の兼務をめぐる滋賀県議会との対立もあり、党勢拡大は難しそうだ。(2012/12/27-22:18)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122700891より、
「未来」から「生活」に変更=党代表に森裕子氏
日本未来の党は27日、党名を「生活の党」と改め、代表を嘉田由紀子滋賀県知事から森裕子参院議員に変更することを総務省に届け出た。社民党から未来に合流した阿部知子衆院議員は生活に加わらず、「未来」の名を冠した新たな政治団体の結成を届け出る見通し。旧国民の生活が第一の小沢一郎氏らが主導したもので、所属議員17人のうち15人が生活に残る見通し。未来分裂の動きは事実上、小沢氏らが嘉田、阿部両氏を追い出す形で決着した。
政党助成法は、国政選挙での得票率と所属議員数に応じて政党交付金を支給すると定めている。先の衆院選で、未来は選挙区299万票、比例代表342万票と、いずれも有効投票の2%超を獲得するなどし、受給資格を得た。得票率に基づく交付金は存続政党の生活に支給される。
一方、嘉田氏側は所属国会議員が阿部氏だけになり、「国会議員5人以上」の政党要件を満たさず、交付金を受けられない。今後は、衆院選を機に国会議員4人となり、政党要件を失った「みどりの風」との連携を探るとみられる。
嘉田氏は27日夜、大阪市内で記者団に、党分裂について「ご支援いただいた皆さんにおわび申し上げたい」と陳謝。政党交付金は全て小沢氏側に奪われることになったが、嘉田氏は「未来の党の名前とフラッグ(旗)は阿部氏の方が持つ」と正統性を強調した。
未来では、嘉田氏が阿部氏を共同代表とする人事案を提示したことに、小沢氏系議員が反発し、党内対立が泥沼化。国民新党出身の亀井静香氏はこうした事態を憂慮して27日、未来に離党届を提出した。嘉田氏は慰留する考えだ。(2012/12/27-22:12)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121227/k10014472841000.htmlより、
未来 両院議員総会で分党了承
12月27日 15時43分
日本未来の党は、両院議員総会を開き、党役員人事を巡って党内の意見対立が解消できない状況になったことから、嘉田代表の側と小沢一郎衆議院議員の側で、党を2つに分ける分党をすることを了承しました。
日本未来の党の嘉田代表は、党の役員人事を巡って阿部知子副代表を共同代表に起用する考えを示していましたが、小沢一郎衆議院議員に近い議員らが小沢氏を起用するよう求め、対立が解消できない状況になったことから、党を2つに分ける分党を検討する考えを示していました。
日本未来の党は27日、嘉田代表に近い飯田代表代行や、小沢氏らが出席して両院議員総会を開き、この中で広野両院議員総会長は「分党の話が提案されたことを受けて協議をしてきたが、合意が整った。皆さんに諮って承認を得たい」と述べました。
これに対して異論は出されず、党を嘉田代表の側と小沢氏の側で2つに分ける分党をすることを了承しました。
このあと飯田氏は、記者団に対し「党の在り方を真摯(しんし)に議論してきた結果、分党することになったが、大きな目標は一緒なので、これからも連携していきたい」と述べたうえで、28日、嘉田代表が記者会見し、今後の対応について明らかにする考えを示しました。
日本未来の党は先月末、滋賀県知事を務める嘉田代表が中心となって結成し、旧国民の生活が第一の小沢氏らが合流しましたが、僅か1か月で分裂することになりました。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122700433より、
未来、分裂が確定=あす発表
日本未来の党は27日、国会内で両院議員総会を開き、小沢一郎氏ら旧国民の生活が第一出身の国会議員15人が未来を離れることを決めた。嘉田由紀子代表(滋賀県知事)と森裕子副代表らが28日午後6時から滋賀県内で記者会見して発表する。
両院総会に先立ち、飯田哲也代表代行(非議員)は旧生活の党本部で小沢氏と会談し、党分裂に関する確認書を作成。確認書は総会で承認された。未来に残る社民党出身の阿部知子氏は総会を欠席した。ベテランの亀井静香氏も離党の意向を表明しており、未来の所属国会議員は阿部氏1人となる。
一方、嘉田氏は27日午前、都内で記者団に「旗印と(党の)名前はこちらが(取る)。それ以外のことは事務的に協議中だ」と語った。(2012/12/27-13:27)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122701000859.htmlより、
日本未来の党、分党を決定 結党1カ月、小沢氏処遇で対立
2012年12月27日 13時18分
日本未来の党は27日、両院議員総会を開き、嘉田由紀子代表(滋賀県知事)が年内にも踏み切る意向を示していた分党を決めた。衆院選惨敗後、小沢一郎元民主党代表の処遇をめぐり嘉田氏と小沢系議員の対立が激化、結党からわずか1カ月で分裂することとなった。
両院議員総会には飯田哲也代表代行や小沢氏が出席。
衆院9人、参院8人の所属議員のうち、亀井静香衆院議員が既に離党を表明。嘉田氏は社民党政審会長を務めた阿部知子衆院議員と党を存続させる意向で、小沢氏らは新党を結成する方向だ。(共同)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012122600542より、
未来の党、分裂へ=嘉田氏・小沢系の対立解けず
日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は26日夜、滋賀県庁で記者会見し、執行部人事をめぐる党内対立が決定的となったことを踏まえ、党所属国会議員に分党を呼び掛ける方針を明らかにした。嘉田氏と対立する、小沢一郎氏ら旧国民の生活が第一から合流した議員もこれに応じる構え。衆院選で惨敗した未来は、結成から約1カ月で事実上分裂することが固まった。
また、滋賀県議会は同日の本会議で、嘉田氏に対し「県政運営に支障を来すことが予想される」とし、知事と党代表の兼務解消を求める決議を賛成多数で可決した。嘉田氏は会見で「代表の責任を果たす」と述べ、兼務を続ける考えを示した。
未来の執行部人事をめぐっては、嘉田氏が24日の両院議員総会で、社民党を離れて合流した阿部知子衆院議員を共同代表とする案を提示。これに対し、旧生活系議員は小沢氏を共同代表とするよう主張して譲らず、役員体制が固まらないまま特別国会を迎えた。26日の首相指名選挙では、旧生活系議員が森裕子副代表に投票したのに対し、阿部氏と、離党を表明した亀井静香氏は白票を投じた。
こうした党内の亀裂について「修復は難しい」(阿部氏)との見方が強まる中、嘉田氏は飯田哲也代表代行(非議員)を通じて小沢氏と協議。同日の会見では「小沢氏のグループとは、平和的に分党をすることで一定の方向性が見えている」と述べ、年内をめどに手続きを取る意向を示した。
ただ、分党のパターンによって2013年の政党交付金の支給額に違いが出るため、「本家」争いが激化する可能性がある。未来の所属議員17人のうち、阿部、亀井両氏を除く15人は全員が旧生活系。阿部氏が未来に残り、小沢氏ら15人が新党を結成する場合、衆院選での得票数に応じた交付金は阿部氏側に支給される。一方、小沢氏らが未来に残り、阿部氏が離党する場合、阿部氏側は政党要件を満たさず、交付金を受けられない。(2012/12/26-21:29)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122601001832.htmlより、
日本未来、年内にも分党 嘉田氏と小沢系対立激化
2012年12月26日 20時59分
日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は26日、県庁で記者会見し、年内にも分党に踏み切る考えを示した。小沢一郎元民主党代表の処遇をめぐって小沢系議員と嘉田氏との対立が激化していたほか、主要メンバーの亀井静香元金融担当相が同日離党を表明するなど混迷を深めており、結党1カ月で分裂する展開となった。
嘉田氏は、自身と社民党政審会長を務めた阿部知子衆院議員を共同代表とする「人事案が認められなかったことが最大の原因」と語った。「阿部氏との共同代表で日本未来は継続させる」と強調。小沢氏側から26日朝、分党の申し出があったと明かした。(共同)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121226/k10014456231000.htmlより、
嘉田知事は兼務解消を 滋賀県議会が決議
12月26日 20時46分
26日に開かれた滋賀県議会で、日本未来の党の代表を務める嘉田知事に対し、国政政党の代表との兼務をやめるよう求める決議が提出され、自民党などの賛成多数で可決されました。
滋賀県議会では、嘉田知事が県政に軸足を置くとしながらも、日本未来の党の代表との兼務を続ける考えを示していることに対し、批判が相次いでいます。
そして、26日の議会で、過半数を占める自民党などは「今後も政務が続けば、県政の運営に支障を来しかねず、兼務は異常な事態だ」などとして、嘉田知事に対し、国政政党の代表との兼務をやめるよう求める決議案を提出しました。
このあとの討論で、公明党は「新党結成から1か月間で県政に混乱が生じており、日がたつにつれてますます大きな影響が出て、県益を損ねることにつながるのではないか」と指摘したほか、みんなの党は「兼務について県民に理解を求めるのはかなりの無理がある」などと嘉田知事の姿勢を批判しました。
一方、嘉田知事を支援する地域政党「対話の会」は、「知事の職務に専念し、職責を全うすることを強く望む」と述べ、嘉田知事に注文をつけました。
そして、採決が行われた結果、「対話の会」を除く各党の賛成多数で、決議は可決されました。
これについて、嘉田知事は「国政に地方の現場の声を届けるためにも、党の活動は継続するつもりだが、軸足はあくまで滋賀県にあるという考え方は一貫している。議会の決議を重く受け止め、知事としての職責をしっかり果たして参りたい」とするコメントを発表しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121226/k10014456081000.htmlより、
嘉田代表 年内めどに分党で調整
12月26日 20時28分
日本未来の党の嘉田代表は、26日夜、大津市内で記者会見し、みずからが提案した党の共同代表の人事が小沢一郎氏に近い議員に受け入れられなかったことから、年内をめどに小沢氏らとは分党する方向で調整を進めていることを明らかにしました。
日本未来の党の役員人事を巡っては、嘉田代表が、阿部知子氏を共同代表にする一方、小沢一郎氏を顧問とする案を示しましたが、小沢氏に近い議員は「小沢氏を共同代表にすべきだ」と反発していて、党内の対立が深まっています。
こうしたなか、嘉田氏は、26日夜、記者会見し「政治は結果責任だが、私のリーダーシップが不足していることで、こうした混乱を招いたことをおわび申しあげたい」と述べました。
そのうえで、嘉田氏は「代表の責任として、共同代表には阿部氏が最適だということで提案した人事案が認められなかったことが混乱の最大の原因だ。小沢氏のグループとは年内をめどに平和的に分党できる方向を探っている」と述べ、年内をめどに、小沢氏らとは分党する方向で調整を進めていることを明らかにしました。
そして、嘉田氏は「近いうちに小沢氏と会見をして責任を果たしたい」と述べました。
一方で、嘉田氏は「水と油のように見える異質性が力を発揮できると努力してきたが、うまくいかなかったのはさみしいし、残念だ。ただ、目指す方向は近いので、小沢氏とは今後も協力できるところは協力したい」と述べました。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122601001529.htmlより、
嘉田氏に兼務解消要求決議 滋賀県議会「県益損ねる」
2012年12月26日 17時39分
滋賀県議会は26日の本会議で、日本未来の党代表を務める嘉田由紀子知事に対し、「県益を損ねる」として兼務の解消を求める決議を賛成多数で可決した。最大会派の自民党県議団などが提案し、嘉田氏を支持する地域政党会派を除く全ての会派が賛成した。
法的拘束力はないが、対応次第で議会側は攻勢を強めそうだ。嘉田氏は本会議終了後、「党の活動は継続するつもりだが、決議を重く受け止め知事としての職責をしっかり果たしたい」とのコメントを発表した。
決議は兼務について「効果より、県益を損ねることの方がはるかに多いと危惧される」と指摘。(共同)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121226/k10014447421000.htmlより、
未来 嘉田代表が年内にも分党で調整
12月26日 15時58分
日本未来の党の嘉田代表は、党役員の人事を巡って、小沢一郎衆議院議員に近い議員との対立が深まり、このままでは事態の収拾が図れないとして、年内にも党を分党する方向で調整を進めています。
日本未来の党の役員人事を巡っては、嘉田代表が阿部知子衆議院議員を共同代表にする一方、小沢一郎衆議院議員を顧問とする案を示しましたが、小沢氏に近い議員は、小沢氏を共同代表にすべきだと反発していて、党内の対立が深まっています。
これを受けて、嘉田代表は、このままでは事態の収拾は図れないとして、年内にも、円満な形で党を2つに分ける、分党する方向で、すでに、みずからに近い飯田哲也代表代行が小沢氏と会談を行うなど、調整を進めています。
日本未来の党は、発足から僅か1か月で、存続が危ぶまれる事態になりかねない見通しです。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122601001070.htmlより、
亀井静香氏が未来離党意向 嘉田代表に伝達
2012年12月26日 12時04分
日本未来の党の亀井静香衆院議員は26日、嘉田由紀子代表に離党する意向を伝えた。同党関係者が明らかにした。
同党では、嘉田氏が社民党の政審会長を務めた阿部知子氏を共同代表とする人事を提案したのに対し、小沢一郎元民主党代表に近い議員が反発。小沢氏を共同代表とするよう求めるなど対立が深まっている。(共同)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121225/k10014430571000.htmlより、
嘉田代表 首相指名は自主投票で
12月25日 22時1分
日本未来の党の嘉田代表は25日夕方、滋賀県庁で記者団に対し、党の共同代表の人事が決まっていないことなどを念頭に、26日召集される特別国会で行われる総理大臣の指名選挙は、自主投票とする考えを示しました。
日本未来の党は、24日夜の会合で党の役員人事について協議し、嘉田氏が、阿部知子氏を共同代表に起用する一方で、小沢一郎氏を顧問とする案を示しましたが、小沢氏に近い議員から反発が相次ぎ、了承されませんでした。
嘉田氏は25日夕方、記者団に対し、26日召集される特別国会で行われる総理大臣の指名選挙について、「きのうの会合で、議論が出なかったので、幹事長に起用する方針の鈴木元総務副大臣には、『自主投票でいかがですか』と話した」と述べました。
そして、記者団が「あすは自主投票なのか」と質問したのに対し、嘉田氏は、「はい」と述べ、自主投票とする考えを示しました。
一方、嘉田氏は共同代表の人事について、「小沢氏との約束では小沢氏は『一兵卒』となっていた。だから、直接、小沢氏が『以前は一兵卒でと言ったが、選挙も終わったので、共同代表をやる』と言ってくれれば話は別だ。ただ、阿部氏か小沢氏かと言ったら、阿部氏の方がふさわしい」と述べ、あくまでも阿部氏を起用したいという考えを重ねて示しました。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122501002409.htmlより、
未来の党嘉田代表が小沢氏批判 人事で「なしのつぶて」
2012年12月25日 21時09分
日本未来の党代表の嘉田由紀子滋賀県知事は25日、小沢一郎元民主党代表に近い議員が小沢氏を共同代表とするよう求めていることを批判し、本人とも連絡が取れないとして不快感を示した。「小沢氏は一兵卒を約束したのに他の人が言うのは信義にかかわる。小沢氏ともずいぶん連絡を取ろうとしたが、なしのつぶてだ」と県庁で記者団に語った。
嘉田氏は24日の党両院議員総会で、社民党の政審会長を務めた阿部知子氏を共同代表とする人事を提案したが受け入れられなかった。一方で小沢氏の共同代表就任を求める動議が可決され、協議を続けることになった。小沢氏は欠席した。(共同)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121225/k10014403971000.htmlより、
未来 小沢氏の処遇巡り党内対立
12月25日 4時15分
日本未来の党は、24日夜の両院議員総会で、党の役員人事について、嘉田代表が小沢一郎氏を要職に起用せず顧問とする案を示しましたが、小沢氏に近い議員から反発が相次ぎ、小沢氏の処遇を巡る対立が深まっています。
24日夜に開かれた日本未来の党の両院議員総会には、代表を務める滋賀県の嘉田知事と、小沢一郎氏を除く衆参両院の国会議員16人が出席しました。
この中で、嘉田代表は、党の役員人事について、社民党を離れて合流した阿部知子衆議院議員を共同代表に起用し、幹事長に鈴木克昌元総務副大臣を充てる一方、小沢氏と亀井静香氏は要職に起用せず顧問とする案を示しました。
これについて、小沢氏に近い議員からは「小沢氏が要職に就かなければ、党内はまとまらない」といった反発や、「参議院選挙に向けて党を立て直すためにも、選挙の戦い方に通じた小沢氏を共同代表に起用すべきだ」という指摘が相次ぎ、人事案は了承されませんでした。
総会のあと、嘉田氏は記者団に対し、「小沢氏を共同代表にするつもりはない。これはクーデターのようなものであり、絶対に折れずに粘り強く説得していきたい」と述べました。
日本未来の党は、役員人事について改めて協議することにしていますが、小沢氏の処遇を巡る嘉田代表と小沢氏に近い議員の対立が深まっていて、決着までには、なお時間がかかることが予想されます。
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2012122401001699.htmlより、
阿部氏の共同代表に反発 日本未来、協議継続
2012年12月24日 22時43分
日本未来の党の嘉田由紀子代表(滋賀県知事)は24日夜、東京都内の党本部で開いた両院議員総会で、自身と社民党政審会長を務めた阿部知子氏を共同代表とする人事を提案した。しかし、小沢一郎元民主党代表に近い議員が反発し、小沢氏を共同代表とするよう要求。総会は3時間にわたったが平行線に終わった。25日以降も協議を続ける。
嘉田氏は両院総会で「人事権は私にある。提案を受け入れてほしい」と要請。小沢氏と国民新党代表だった亀井静香氏を顧問、鈴木克昌衆院議員を幹事長とする案を示した。小沢氏は欠席した。(共同)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121222/k10014377011000.htmlより、
小沢氏要職起用せずは“約束”
12月22日 19時58分
日本未来の党の嘉田代表は22日夕方、大津市内で記者団に対し、小沢一郎氏を党の要職に起用しない方針について、「小沢氏と私との約束だ」と述べ、党内に理解を求めていく考えを示しました。
日本未来の党の役員人事を巡って嘉田代表は、小沢一郎氏を要職に起用せず、党の顧問にしたいという考えを示しているのに対し、党内の小沢氏に近い議員からは、「小沢氏を要職に起用しないなら一緒にやっていけない」などといった反発が出ています。
こうした状況について、嘉田氏は記者団に対し、「要職に起用しないのは小沢氏と私との約束であり、それが原点だ。そうしたことを粘り強く説明し、説得する必要がある」と述べ、党内に理解を求めていく考えを示しました。
また嘉田氏は、21日夜、阿部知子氏に党の共同代表への就任を要請したことについて、「阿部氏は、未来の党に期待されている原子力問題や子育て支援策などについてきちんと理解しており、党の顔としてふさわしい」と述べました。そのうえで嘉田氏は、今月26日に召集される特別国会での総理大臣の指名選挙について、基本的には阿部氏に投票する方向で党内の理解を得たいという考えを示しました。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121222/k10014369551000.htmlより、
嘉田氏 阿部氏を共同代表に
12月22日 4時55分
滋賀県知事を務める日本未来の党の嘉田代表は、21日夜、大津市内で、社民党を離党して結党に参加した阿部知子衆議院議員と会談し、共同代表に就任するよう要請し、阿部氏もこれを受け入れる考えを伝えました。
この中で、嘉田代表は「滋賀県知事と日本未来の党の代表を兼務していることによる負担を減らしたい」として、共同代表のポストを新たに設け、阿部氏を起用したいという考えを伝えました。
これに対し、阿部氏も「嘉田氏を支えたい」と述べ、要請を受け入れる考えを伝えました。
嘉田氏が日本未来の党の代表を務めていることについて、滋賀県議会では、県政の運営に支障を来すとして、知事の辞職勧告決議案を提出することも検討されており、嘉田氏としては、阿部氏を共同代表に起用することで、こうした批判をかわすねらいもあるものとみられます。
また会談で、嘉田氏は、幹事長に鈴木克昌元総務副大臣を充て、小沢一郎氏は、引き続き要職に起用せず、党の顧問にしたいという考えを示しました。
嘉田氏は、来週26日に召集される特別国会までに、こうした党の役員人事を決めるとしていますが、小沢氏に近い議員からは「小沢氏を要職に起用しないなら一緒にやっていけない」などといった反発も出ていて、調整は難航することも予想されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121221/k10014340861000.htmlより、
嘉田氏と小沢氏 党役員人事巡り協議
12月21日 5時49分
日本未来の党の代表を務める滋賀県の嘉田知事と小沢一郎氏が、20日夜、京都市内で会談し、嘉田氏の負担を減らすため、共同代表のポストを設けるかどうかなど、党の体制の在り方や役員人事を巡って意見を交わしました。
滋賀県の嘉田知事は20日、県議会で、日本未来の党の代表を兼務しているため、県政の運営に支障を来すという批判が出ていることを踏まえ、代表を続けるかどうか、改めて検討したいという考えを示しました。
こうしたなか嘉田氏は20日夜、京都市内で小沢一郎氏と会談し、嘉田氏の負担を減らすため共同代表のポストを設けるかどうかや小沢氏の役職など、党の体制の在り方や役員人事を巡って意見を交わしました。
党内では、小沢氏を幹事長に就けるべきだという意見がある一方、嘉田氏は党を結成した際の方針どおり小沢氏を要職に起用することには慎重な姿勢で、来週26日に召集される見通しの特別国会までに調整を終え、党役員人事を決めたい考えです。