「ボーイング787」トラブル続発 運航停止を指示

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130119/k10014912951000.htmlより、
ボーイング社 787型機の出荷を停止
1月19日 11時35分

アメリカのボーイング社は、相次ぐトラブルで運航が停止された787型機について、バッテリーの安全が確認されるまで新しい機体の出荷を停止すると発表しました。
ボーイング社は、18日、西部ワシントン州と南部サウスカロライナ州の2つの工場で組み立てを行っているボーイング787型機について、組み立ては続けるものの、完成した機体の出荷は停止すると発表しました。
これは、FAA=アメリカ連邦航空局が「バッテリーから火が出るおそれがある」として787型機の運航を停止するよう求めたことを受けた措置で、ボーイング社は、「懸念が払拭(ふっしょく)され、必要な対策がとられたとFAAが認めるまで、出荷を停止する」としています。
ボーイング社によりますと、787型機は、先月の時点で、世界の50社以上の航空会社が合わせて848機を発注していて、これまでに全日空や日本航空など8つの航空会社に50機が出荷・納入されています。
ボーイング社は、今後、787型機を発注している航空会社などに、一連のトラブルに関する調査や運航の再開に向けた動きの進捗状況を詳しく伝えていくとしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014876121000.htmlより、
B787 欧州も運行停止指示
1月17日 21時26分

トラブルが相次いでいるボーイング787型機について、アメリカの航空当局が機体の運航停止を指示したのを受けて、ヨーロッパの航空当局は17日、域内の航空会社に対し787型機の運航を停止するよう指示しました。
アメリカのFAA=連邦航空局は16日、ボーイング787型機でバッテリーの不具合などが見つかったことについて、原因が明らかになり安全が確認されるまで、アメリカで登録されているすべての機体を運航しないよう各航空会社に指示しました。
これを受けてヨーロッパの航空安全当局は17日、ボーイング787型機が設計・製造されたアメリカの航空当局の指示に従うとして、ヨーロッパ域内で登録されている787型機についても、運航を停止するよう指示しました。
ヨーロッパではポーランドの航空会社が787型機2機を保有しており、今回の指示ですでに運航を停止したということです。
ボーイング787型機については、日本の国土交通省も17日午後、全日空と日本航空に対し、安全が確認されるまですべての機体の運航を停止するよう指示しています。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013011701001882.htmlより、
B787、メーンバッテリー炭化 取り外し過熱原因解析へ
2013年1月17日 20時31分

 飛行中に発煙し、高松空港に緊急着陸した全日空ボーイング787で、機体前方の電気・電子機器室のメーンバッテリーから電解液などが噴き出し、内部が真っ黒に炭化していたことが17日、運輸安全委員会の機体調査で分かった。電解液の噴出で、バッテリーは重量が約5キロ軽くなっていたという。
 安全委は17日午後、メーンバッテリーを取り外し、破損状況を調べた。過熱が原因とみて、バッテリー本体の解析を第三者機関に依頼するほか、配線や電気系統を制御するシステムに問題がなかったか調べる。解析は約3カ月かかる見通し。(共同)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014874331000.htmlより、
B787 バッテリーに問題か
1月17日 19時47分

ボーイング787型機では、これまでにもバッテリーのトラブルが起きています。
アメリカ・ボストンの空港で日本航空の787型機のバッテリーから火が出ました。
さらに、16日に緊急着陸した787型機も去年10月にエンジンをかけられないトラブルが起き、バッテリーを交換していました。その時、新たに取り付けたのが、今回、液体が漏れ出したバッテリーでした。

リチウムイオン電池は“初採用”
ボーイング787型機のリチウムイオン電池を製造している日本の電池メーカー、「GSユアサ」によりますと、リチウムイオン電池は、従来の電池と比較して、同じ重さでおよそ2倍の電気をためることができるため、ボーイング社の旅客機では、低燃費の実現を目指して開発された787型機で初めて採用されました。
787型機のバッテリーは、みかん箱ほどの大きさで、この中に、「セル」と呼ばれる小型の電池が8つ収められています。
セルの中には、シート状の、プラスとマイナスの電極が交互に重ねられ、シートとシートの間は電解液と呼ばれる液体で満たされています。
GSユアサによりますと、電解液は可燃性の液体で、温度が上がれば発火することもあるということです。
電池は、電気をためる「充電」と、ため込んだ電気を使う「放電」の際に温度が上昇します。
787型機では、過剰に充電され、温度が過度に高まることを防ぐため、安全装置が備えられ、バッテリーの温度や電圧を常に監視し、異常をキャッチすると充電を自動的に止める仕組みになっているということです。
今回、安全装置が作動したかどうか分からないということです。
また、エンジンを起動するため、ためた電気を使いますが、この際、温度が上昇しないよう、セルの表面積を広くして、熱を逃がしやすい構造になっているということです。
GSユアサは、「バッテリーの安全対策には万全を尽くしている。調査には全面的に協力したい」としています。

電池発火考えられる原因は
リチウムイオン電池の発火などの不具合には、どのような原因が考えられるのでしょうか。
数年前に相次いだ携帯電話やパソコンの電池の発火事故などを分析した独立行政法人NITE=製品安全センターによりますと、主に2つの原因があげられるということです。
1つ目は、過剰な充電により、電池に詰められた電解液が高温になるケースです。
電解液には通常、石油から精製される化学物質などが用いられていますが、温度が上がりすぎると気体の状態になるため、液体のときより、バッテリーが膨らみます。このまま放っておくと爆発の危険があるため、バッテリーは気体を逃す構造になっていますが、この際に発火したり、電解液が漏れ出したりすることがあるということです。
もう1つは、バッテリーを強くぶつけるなどして、プラスとマイナスの電極を隔てる絶縁シートに傷がつくケースです。
この場合、バッテリーの中でプラスとマイナスの電極がくっついてしまい、一気に大量の電流が流れて温度が上がり、発火したり、破裂したりするということです。
また、この現象は、バッテリーの中にごく小さい金属の粒子などが混入した場合にも起きるということです。
バッテリーの発火は、ほかの種類のものでも起きることがありますが、リチウムイオン電池は、蓄えられたエネルギーが大きいため、発火が激しくなる特徴があるということです。
NITEでは、今回のボーイング787型機のトラブルが、同様の原因によるものであるかどうかは分からないとしています。

“過剰電流防止が働かなかったか”
17日の調査を終えて、国の運輸安全委員会の小杉英世事故調査官は、「バッテリーは、中のものが炭化し、液体が漏れ出すなどして、もともと28キロ余りあった重量が4.7キロ軽くなっていた。また、バッテリーに過剰な電気が流れるのを防ぐ仕組みが働かなかった可能性もある」と指摘しました。
運輸安全委員会は、18日は、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会や、FAA=連邦航空局の到着を待って、合同で調査を行うことにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014859431000.htmlより、
B787 バッテリー中心に本格調査開始
1月17日 13時46分

全日空のボーイング787型機が高松空港に緊急着陸したトラブルで、国の運輸安全委員会は、中の液体が漏れ出すなどしたバッテリーを中心に本格的な調査を開始しました。
一方、国土交通省は、17日にも、安全が確認されるまで、すべての787型機の運航を停止するよう指示しました。
このトラブルは、16日に山口宇部発羽田行きの全日空のボーイング787型機が、飛行中、操縦室のディスプレーに、バッテリーの不具合や煙を感知したことを示す表示が出て高松空港に緊急着陸し、乗客が緊急脱出したものです。
17日は、午前8時すぎ、国の運輸安全委員会の事故調査官5人が高松空港を訪れ、本格的な調査を開始しました。
16日夜の調査で、不具合の表示が出た操縦室付近の床下にあるバッテリーは、ケースが大きく膨らみ、中の液体が漏れ出した痕が黒く筋状に残り、床まで達していたことが分かっています。
このため運輸安全委員会は、バッテリーの温度が異常に高まり、中の液体が漏れ出して、トラブルが起きた可能性が高いとみて、製造メーカーの担当者を立ち会わせてバッテリーを中心に詳しく調べることにしています。
787型機について、国土交通省は、アメリカの航空当局が運航停止を指示したことを受け、17日午後1時、全日空と日本航空に対し、安全が確認されるまで、すべての787型機の運航を停止するよう指示しました。
全日空と日本航空は、16日のトラブルを受けて、すでに運航を見合わせていて、欠航などの影響が出ています。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013011701000886.htmlより、
日米で787の運航停止 バッテリー安全確認要求
2013年1月17日 12時15分

 全日空便ボーイング787が飛行中に発煙し、高松空港に緊急着陸した重大トラブルを受け、国土交通省は17日、発火の危険性が疑われるバッテリーの安全性が確認されるまで運航を見合わせるよう全日空や日航に指示する方針を決めた。
 米連邦航空局(FAA)も米国時間の16日、米国内で787を運航する航空会社に運航の一時停止を指示する声明を発表した。
 日米での787運航停止の影響は大きく再開の見通しは立っていない。787の運航を見直す動きが世界的に広がりそうだ。
 米政府は運輸安全委員会の調査官を団長とし、FAAや米ボーイング社の関係者で構成する調査団を18日に日本へ派遣。(共同)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130117/k10014854101000.htmlより、
米連邦航空局 B787運航停止を要求
1月17日 8時59分

アメリカのFAA=連邦航空局は、トラブルが相次いでいるボーイング787型機について、バッテリーの不具合の原因が突き止められ、安全が確認されるまで、アメリカで登録されているすべての機体を運航しないよう、各航空会社に要求する声明を発表しました。
この声明は、FAAが現地時間の16日夜に発表したものです。
この中で、FAAは、全日空のボーイング787型機が高松空港に緊急着陸したトラブルを挙げ、「バッテリーから出火するおそれがある」と指摘しています。
そのうえで、バッテリーの不具合の原因が突き止められ、安全が確認されるまで、アメリカで登録されているすべての機体を運航しないよう各航空会社に要求しています。
運航停止の対象となるのは、アメリカの航空会社ではユナイテッド航空の6機ですが、FAAによりますと、ボーイング787型機はアメリカで設計・製造されたものであることから、実質的には世界中の航空会社にこの型の機体の運航停止を求めた形になるということです。
ボーイング787型機を巡っては、FAAが機体の設計や製造、それに組み立てに問題がなかったか点検をしているほか、NTSB=国家運輸安全委員会が調査官を日本に派遣して日本側の調査に加わることも決めています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014847561000.htmlより、
B787トラブル 17日に欠航も
1月16日 20時58分

全日空のボーイング787型機が高松空港に緊急着陸したトラブルを受けて、全日空と日本航空は16日、すべてのボーイング787型機について運航を見合わせ、▽全日空が国内線と国際線の39便、▽日本航空が国際線の8便の、合わせて47便が欠航しました。
全日空と日本航空は、17日も787型機の運航を見合わせることを決めていて、欠航などの影響が続く見込みです。
このうち、▽全日空は、羽田と大阪や新千歳などを結ぶ35便、▽日本航空は、羽田とシンガポール、成田とボストンを結ぶ合わせて4便の欠航を決めました。
全日空と日本航空はトラブルの調査の進み具合を見極めたうえで、18日以降、運航を再開できるかどうか、国などと協議することにしています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014843391000.htmlより、
B787“バッテリー変色し液体漏れ”
1月16日 20時57分

全日空のボーイング787型機で、煙を感知したという表示が出て高松空港に緊急着陸したトラブルで、搭載されたバッテリーが変色し、中の液体が漏れていたことが分かり、国の運輸安全委員会はバッテリーに不具合がなかったか調査することにしています。
16日午前8時半ごろ、山口宇部発羽田行きの全日空のボーイング787型機が、高松空港付近の上空9100メートルを飛行中、操縦室のディスプレーに煙を感知したことを示す表示が出ました。
さらに機内で焦げ臭いにおいがしたため、全日空機は、およそ20分後に高松空港に緊急着陸しました。
煙が感知されたと表示されたのは、操縦室付近の床下にある電子機器が設置された「電気室」で、この部屋のバッテリーの不具合を知らせる表示が相次いだということです。
このため全日空が着陸後に調べたところ、バッテリーのケースが黒く変色し、中の液体が漏れていたことが分かりました。
このため国の運輸安全委員会は、バッテリーの温度が異常に高まるなど、何からの不具合があった可能性があるとみて詳しく調べることにしています。
一方、今回のトラブルで、機内で煙は確認されていませんが、全日空によりますと、機長は、高松空港に緊急着陸した際、管制官から「機体から煙のようなものが出ているのが見える」と指摘を受けたため緊急脱出を決め、乗客を脱出用シューターで避難させたということです。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014843281000.htmlより、
専門家“夢の飛行機 マイナス面も”
1月16日 18時42分

最新鋭旅客機のボーイング787型機でトラブルが相次いでいることについて、専門家は、787型機は夢の飛行機だが、新しい技術には必ずマイナスの面もあり、徹底的に原因を調査すべきだと指摘しています。
ボーイング787型機は、燃料費の高騰に苦しむ航空各社の要望を受け、低燃費を徹底的に追求し開発された最新鋭機で、燃費は従来の飛行機より20%も向上しています。
このため、777型機では主翼部分だけだった「複合材」と呼ばれる炭素繊維を使った特殊な素材を、主翼だけでなく胴体にも使うことで機体を軽くしました。
さらに、低燃費を実現するため、エンジンの動力で動かしていたシステムを電気駆動に切り替えました。
例えば、上空でも機内の圧力を一定に保つため、従来はエンジンから客室に高圧の空気を送っていましたが、787型機では、家庭の冷暖房のように電気で空気を圧縮する方法に変えることで、エンジンの動力をより効率的に飛行に使えるようにしています。
このほか、かじを動かす油圧ポンプや、翼の凍結を防止する装置も電気駆動に切り替えています。
電気を多用した結果、配線にはより強い電流が流れるようになり、バッテリーの容量も大きくなりました。
全日空の元機長で航空評論家の前根明さんは「燃費の面では確かに『夢の飛行機』だが、新しい技術には必ずマイナスの面もある」としたうえで、「787型機は、『電気の化け物』と呼ばれるほど電気を多用しており、システムが複雑・巨大化している。大量の電気が流れるとトラブルが起きる可能性も高くなるので、効率化のつけが今になって出てきているのではないか」と分析しています。
またトラブルについて、前根さんは「もはや初期故障と呼べる段階は過ぎており、航空会社やメーカー、それに航空当局は、今回を最後のチャンスと捉え、徹底的に原因を調査し、問題を取り除かなければ、より大きなトラブルや事故につながりかねない」と指摘しています。
さらに、今回のケースについては「火災の前兆とも言える煙の警報は、パイロットにとって非常に恐ろしいものだ。電気系統が焼け操縦室の計器が表示されなくなれば、飛行の安全に大きく関わるので、今回のようにすぐに高度を下げ最寄りの空港に降りるのが鉄則だ」と話しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014840751000.htmlより、
米運輸省“点検対象に今回のトラブルも”
1月16日 17時35分

全日空のボーイング787型機で煙を感知する表示が出て高松空港に緊急着陸したことについて、アメリカ運輸省は、先週から始めたボーイング787型機の包括的な点検作業の対象に今回のトラブルも含めたうえで、原因解明を急ぐ考えを示しました。
アメリカ運輸省などは、ボーイング787型機の相次ぐトラブルを受けて、機体を組み立てる工場に調査官を派遣して、設計や製造、それに組み立ての工程に問題がなかったか、先週から包括的な点検作業を進めています。
全日空のボーイング787型機が高松空港に緊急着陸したことを受けて、NHKの取材に応じたアメリカ運輸省の担当者は、今回のトラブルについても、点検作業の対象に含めたうえで原因解明を急ぐ考えを示しました。
全日空によりますと、今回のトラブルでは、操縦室内の計器にバッテリーの不具合を知らせる表示が出たということで、アメリカ運輸省やFAA=アメリカ連邦航空局ではバッテリーなど電気系統を重点的に調べるとみられます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014830361000.htmlより、
B787緊急着陸 全員脱出
1月16日 14時46分

16日朝、山口県から羽田空港に向かっていた全日空のボーイング787型機で煙を感知する表示が出て異臭がしたため、高松空港に緊急着陸しました。
乗客乗員137人は全員脱出し、警察によりますと、脱出の際、乗客1人が軽いけがをしたということです。
16日午前8時すぎに山口県の山口宇部空港を離陸し、羽田空港に向かっていた全日空692便のボーイング787型機で煙を感知する表示が出て異臭がしました。
このため旅客機は午前8時45分ごろ高松空港に緊急着陸し、乗っていた乗客129人、乗員8人の合わせて137人は、機体に備え付けられている脱出用のシューターから全員脱出しました。
警察によりますと、脱出の際、乗客の68歳の男性が腰を痛める軽いけがをしたということです。
現場には消防車が出動したものの、機体から火が出ていなかったため、消火活動を行わなかったということです。
高松空港は、現在、滑走路を閉鎖しています。
全日空によりますと、ターミナルビルにいる乗客は、このあと代替輸送として、JR岡山駅と大阪空港にそれぞれバスで運ぶということです。
旅客機は、15日午後9時に羽田空港から山口宇部空港に到着し、全日空によりますと、15日夜16日朝の2回点検を行ったということですが、その際、異常は確認されなかったということで、緊急着陸をした詳しい状況を調べています。
ボーイング787型機はおととし11月、世界に先駆けて日本で就航しましたが、トラブルが相次いでいます。

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1601U_W3A110C1MM0000/より、
国交省「重大インシデント」認定 787緊急着陸
全日空・日航、787全機の運航停止
2013/1/16 13:37

 16日午前8時25分ごろ、山口宇部発羽田行き全日空692便ボーイング787が、離陸直後に煙が出たと計器に表示され、約20分後に高松空港に緊急着陸した。国土交通省は事故につながりかねない「重大インシデント」と認定、現地に職員を派遣した。全日空と日本航空は保有する同型機全ての運航を一時見合わせることを決めた。
 全日空は17機ある同型機を緊急点検し、安全が確認できるまで運航を中止する。7機を保有する日本航空はこれまでのトラブルで2機が点検中。16日に運用する予定だった5機について運航を見合わせることを決めた。17日以降の運航は未定としている。
 菅義偉官房長官は16日午前の記者会見で、トラブルが相次ぐボーイング787に関して「国交省で機種について調査を始める」と述べた。長官は5人程度の軽傷者が出ていると明らかにしたうえで、「安全確保のために全力を尽くしたい」と強調した。
 運輸安全委員会は航空事故調査官5人を高松空港に派遣。事故原因などを詳しく調べる。
 トラブルのあった全日空機には乗客、乗員計137人が乗っていた。乗客らは、脱出用シューターで機外へ脱出。高松空港は午前8時58分から空港を閉鎖した。
 操縦室の計器がバッテリーの不具合を示し、パイロットが異臭を感じたという。同機は午前8時10分ごろ山口宇部空港を離陸した。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130116/k10014825561000.htmlより、
B787型機 トラブル相次ぐ
1月16日 9時47分

ボーイング787型機では、おととし11月、世界に先駆けて日本で就航しましたが、トラブルが相次いでいます。
国内では去年10月、全日空が運航する機体で燃料が漏れるトラブルがあり、国土交通省が先月、エンジンに燃料を送る配管に不具合があるとして航空会社に緊急点検を指示しています。
アメリカでも先月、南部テキサス州のヒューストンを飛び立ったユナイテッド航空の機体で電気系統のトラブルがあり、目的地とは別の空港に着陸しました。
今月7日にはアメリカ東部ボストンの空港で日本航空の機体のバッテリーから火が出て、アメリカのNTSB=国家運輸安全委員会が原因を調べています。
さらに、ボストンでは翌8日、日本時間の今月9日、日本航空が運航するボーイング787型機で燃料タンクのバルブの不具合で左の主翼の先端から燃料が漏れるトラブルが起きました。
今月13日には日本航空が、成田空港でこの機体のトラブルの原因を調査していたところ、整備中に同じ左の主翼にある別の場所からも燃料が漏れ出しました。
このほか、今月11日には、羽田発松山行きの全日空のボーイング787型機が飛行中に操縦室の前方の窓ガラスのひとつにひびが入ったほか、宮崎空港で別の全日空機のエンジンからオイルが漏れているのが見つかりました。
燃料漏れなどのトラブルを受けて国土交通省は、調査チームを立ち上げて、原因調査をしています。

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