北朝鮮核実験 「実施なら援助を減らす」環球時報

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130126/k10015083111000.htmlより、
北朝鮮機関紙 核実験を強調
1月26日 20時45分

北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙は26日付けの紙面で、北朝鮮に対する制裁の範囲を広げる決議を採択した国連安全保障理事会を改めて非難するとともに、「核実験は民心の要求だ」として3回目の核実験に踏み切る姿勢を重ねて強調しました。
北朝鮮の朝鮮労働党の機関紙「労働新聞」は、国連安全保障理事会が事実上の長距離弾道ミサイルを発射した北朝鮮に対する制裁の範囲を広げる決議を採択したことについて、26日付けの紙面に論評を掲載し、「国連安保理は地域の安定と平和を守るのではなく、地域情勢を極端な状況に追い込んだ」と改めて非難しました。
そのうえで、「核実験は民心の要求であり、われわれに圧力をかければ自分たちの首を絞める結果をもたらす」として、国際社会の制止を無視して3回目の核実験に踏み切る姿勢を重ねて強調しました。
安保理での決議を受け北朝鮮の国営テレビなどは、安保理とアメリカを糾弾する国防委員会や北朝鮮外務省の声明のほか、反発する市民や軍人の声を大々的に伝えています。
また、北朝鮮指導部は28日、首都ピョンヤンで6年ぶりに朝鮮労働党の末端組織の幹部を集めた大会を開催する予定で、体制の引き締めを図りながら核実験に向けた準備を進めているものとみられます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130126/k10015079841000.htmlより、
北朝鮮核問題 米政府特別代表が来日
1月26日 15時50分

アメリカ政府で北朝鮮の核問題を担当しているデイビース特別代表が26日午後来日し、週明けに外務省の高官らと会談して、核実験に踏み切る姿勢を示している北朝鮮に自制を求めるため日本とも連携を深めるものとみられます。
北朝鮮が3回目の核実験に踏み切る姿勢を示すなか、アメリカ政府で北朝鮮の核問題を担当しているデイビース特別代表は、韓国と中国を訪れて対応を話し合ったのに続き、26日午後、日本に到着しました。
デイビース特別代表は、中韓両国と核実験に強く反対する立場で足並みをそろえることを確認しており、繰り返し、北朝鮮に挑発行為をやめるよう呼びかけています。
デイビース特別代表は週明けに外務省の杉山アジア大洋州局長らと会談して対応を協議する予定で、北朝鮮に自制を求めるため、日本を含めた関係国が連携を深めていることをアピールするものとみられます。
また、デイビース特別代表は26日、羽田空港で記者団に対し、日本での滞在中に拉致被害者の家族と面会することを明らかにし、「アメリカ政府として支援することを伝えたい」と述べました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130126/k10015075101000.htmlより、
米・中 北朝鮮に“核実験の自制求める”
1月26日 6時9分

北朝鮮が3回目の核実験に踏み切る構えを見せていることについて、中国を訪れているアメリカ政府の高官は、25日夜、記者団に対し「核実験が状況をさらに困難にし、朝鮮半島の非核化を後退させるという認識で、中国側と一致した」と述べ、米中両国が足並みをそろえて北朝鮮に自制を求めていく姿勢を強調しました。
アメリカ政府で北朝鮮の核問題を担当するデイビース特別代表は、25日、韓国に続いて中国を訪問し、中国政府で朝鮮半島問題を担当する武大偉特別代表らと会談しました。
会談のあと、デイビース特別代表は記者団に対し、事実上の弾道ミサイルを発射した北朝鮮を非難して、制裁の範囲を広げるとした、国連安全保障理事会の決議について、「われわれは、適切かつ強力な対応だという点で合意した」と述べ、中国側と、安保理決議を順守する立場を確認したことを明らかにしました。そのうえで、北朝鮮が3回目の核実験に踏み切る構えを見せていることについて、「核実験が状況をさらに困難にし、朝鮮半島の非核化を後退させるという認識で、中国側と一致した」と述べ、米中両国が足並みをそろえて北朝鮮に自制を求めていく姿勢を強調しました。
デイビース特別代表は、26日から日本を訪問し、外務省の杉山アジア大洋州局長らと核実験などへの対応を協議する予定です。

パン事務総長も声明
国連のパン・ギムン事務総長は、北朝鮮が国連安全保障理事会の決議に反発して、3回目の核実験に踏み切る姿勢を示していることについて、声明を出し、「深刻に憂慮している。そのような核実験は、世界の反核の潮流への挑戦であり、北朝鮮に対して、地域の緊張を高める行為をやめるよう求める」として、核実験を行わないよう求めました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013012501056より、
核実験「非核化を後退」=米中代表

 【北京時事】米国のデービース北朝鮮担当特別代表は25日、訪問先の韓国から北京入りし、中国の武大偉朝鮮半島問題特別代表らと会談した。記者団の取材に応じたデービース氏は、北朝鮮が予告している核実験が「極めて問題であり、朝鮮半島非核化への取り組みを後退させるものだ」との認識で中国側と一致したことを明らかにした。
 両者はこのほか国連安保理の北朝鮮への制裁決議が、長距離ミサイル発射への「適切で強力な対応だった」として、履行に向けた取り組みを進めることを確認した。デービース氏は26日から訪日し、外務省の杉山晋輔アジア大洋州局長らと会談する。(2013/01/25-22:52)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013012500914より、
核実験なら「援助減らす」=中国紙が異例の北朝鮮批判

 【北京時事】25日付の中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、北朝鮮が核実験を予告したことについて社説を掲載、「もし新たな核実験や『衛星』(長距離ミサイル)の再発射を行うなら、中国はためらわず北朝鮮への援助を減らす」と北朝鮮をけん制する論調を展開した。(2013/01/25-19:18)

http://mainichi.jp/select/news/20130125k0000m030084000c.htmlより、
北朝鮮:中露への不満表す…「米標的核実験」明言
毎日新聞 2013年(最終更新 01月24日 21時32分)

 【北京・米村耕一】北朝鮮国防委員会が24日、国連安全保障理事会の対北朝鮮制裁強化決議に反発して出した声明は、今後行われる長距離弾道ミサイル発射実験や「高い水準の核実験」の狙いが米国に向けたものであることを明言しただけでなく、決議に賛成した中国やロシアへの不満を強く表す内容だった。
 声明は「われわれが継続して発射することになる各種の衛星や長距離ロケット、われわれが行う高い水準の核実験が、米国を狙うことになるということを隠さない」と強調。「平和利用目的の人工衛星」と主張してきたこれまでの長距離弾道ミサイル発射実験も含め、核実験やミサイル実験などすべてが米国に届く核ミサイルの開発を目的としたものと事実上認めた形だ。
 また、「世界の公正な秩序を立てるうえで先頭に立つべき大国までもが、米国の専横と強権に押されて守るべき初歩的原則も放棄している」と主張し、決議に賛成した中露の名指しを避けつつも批判した。
 さらに、この日の朝鮮中央通信は、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が整形手術を行ったとの韓国の報道を中国メディアが引用したことにも異例の非難を展開。安保理決議に賛成した中国への北朝鮮の不満を強く示した。
 北朝鮮は昨年12月の長距離弾道ミサイル発射実験を「人工衛星打ち上げ成功」と位置づけ、金第1書記の功績であり、「国家の尊厳と栄誉を最高に高めた」との国内宣伝を繰り返してきた。声明文は打ち上げについて「敵対国の専門機関も姿勢を屈して(北朝鮮の)大きな成功を認めざるをえなかった」と強調している。こうした成果に対して制裁を加える安保理決議は、絶対に受け入れられないとの心情が、声明には色濃く反映されている。

http://mainichi.jp/select/news/20130125k0000m030079000c.htmlより、
米韓:北朝鮮制裁決議の重要性を確認
毎日新聞 2013年01月24日 21時20分

 【ソウル澤田克己】米国のデービース北朝鮮担当特別代表は24日、ソウルの韓国外交通商省で林聖男(イム・ソンナム)平和交渉本部長と北朝鮮政策について協議した。国連安全保障理事会が22日に採択した北朝鮮制裁決議を履行していくことの重要性を確認するとともに、北朝鮮が3回目の核実験実施を示唆したことへの対応策などを話し合った。
 デービース氏は25日に北京、26日に東京に移動し、日中両国とも北朝鮮情勢について協議する。
 デービース氏は林氏との協議後、安保理決議について「北朝鮮が(6カ国協議での)05年の約束を守って非核化を始めなければ、さらに孤立するというメッセージを北朝鮮に送るものだ」と説明。反発した北朝鮮が核実験の実施を示唆していることに対しては、「韓国で(2月に)新政権が発足し、米国でもオバマ政権の2期目が始まるという今は、好機を探るべき時期であり、緊張を高めるべき時期ではない」と述べ、北朝鮮に自制を呼びかけた。
 一方、外交通商省の趙泰永(チョ・テヨン)報道官は24日の定例会見で、「北朝鮮は国際社会のメッセージに耳を傾け、これ以上の挑発行為をすべきではない。核実験や長距離ミサイル発射を行わず、国民生活の向上に努めるよう改めて求める」と語った。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013012400902より、
核実験、絶対すべきでない=菅官房長官

 菅義偉官房長官は24日の記者会見で、北朝鮮が米国を狙う核実験を予告したことについて「国連を通じて核実験など絶対に行うべきではないと北朝鮮に申し入れながら、万が一に備えて警戒態勢を取っている」と述べた。
 松山政司外務副大臣も会見で、「国際社会の平和と安全を損なう安全保障上の重大な挑発行為だ」と批判。「関係国と緊密に連携し、(核放棄を明記した2005年の)6カ国協議共同声明の完全実施を求める」と強調した。(2013/01/24-20:12)

http://mainichi.jp/select/news/20130125k0000m030048000c.htmlより、
中国:北朝鮮に自制要求
毎日新聞 2013年01月24日 20時00分

 【北京・成沢健一】中国外務省の洪磊(こう・らい)副報道局長は24日の定例記者会見で、北朝鮮が「高い水準の核実験」の実施を表明したことに関して「情勢をエスカレートさせる措置を取るべきではない」と述べ、北朝鮮を含む関係国に自制を求めた。
 洪副局長は「現在の朝鮮半島情勢は複雑で敏感だ」との認識を示したうえで、「各国は冷静さを保ち、言動を慎むように望む」と語った。北朝鮮が非核化をめぐる対話を拒否する姿勢を示していることについては「国連安保理でこのほど採択された決議は、6カ国協議の再開を国際社会が希望していると表明した。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130124/k10015040191000.htmlより、
韓国“北朝鮮 核実験準備は完了か”
1月24日 19時32分

北朝鮮が核実験に踏み切る姿勢を見せていることについて、韓国政府の関係者は、24日、実験を行うために地下に掘られた坑道の入口がコンクリートなどで塞がれ、実験に向けた準備がほぼ終わったとみていることを明らかにしました。
北朝鮮は、事実上の長距離弾道ミサイルの発射を非難する新たな国連安保理決議に反発して、24日、3回目の核実験に踏み切る構えを示し、国際社会との対決姿勢を鮮明にしています。
韓国政府の関係者は、24日、北朝鮮北東部プンゲリで、核実験を行うために設置された坑道から放射性物質が飛散しないように入り口がコンクリートと土で塞がれたほか、起爆装置につながるとみられるケーブルが坑道から外に出ているのが衛星写真で確認されたと明らかにしました。また、坑道の中に実際にカメラや計測装置が運び込まれたかは確認できないとしながらも、外から見るかぎり、準備はほぼ終わったようだと指摘しました。
韓国国防省も、24日、記者会見を開いて、副報道官が「北朝鮮の指導部が決心さえすればいつでも核実験ができるとみている。韓国軍は確固たる防衛態勢をとり、北朝鮮の核実験準備と軍の動向を綿密に監視している」と述べて、監視を強めていることを明らかにしました。

http://www.cnn.co.jp/world/35027349.htmlより、
北朝鮮、米との対決強め3度目の核実験計画を宣言 国防委
2013.01.24 Thu posted at 19:32 JST

ソウル(CNN) 北朝鮮の朝鮮中央通信は24日、米国との敵対関係が新たな局面に入ったことを受け3度目となる核実験の実施計画と長距離ロケット発射も続行するとの国防委員会の声明を伝えた。同委は最高指導部の機関との見方もある。
これら措置は、「朝鮮人民の不倶戴天(ふぐたいてん)の敵である」米国を狙った「全面的な対決行動」の一環であると主張した。最高指導者である金正恩(キムジョンウン)第1書記が、父親の故金正日総書記が押し進めた軍事的抑止力の確保や国際圧力を退ける強硬路線の踏襲を新たに見せ付ける声明内容となっている。
声明は、北朝鮮が昨年12月に実施した事実上の長距離弾道ミサイルと見なされる人工衛星搭載と主張するロケット発射を非難し、北朝鮮への制裁拡大策を盛り込んだ国連安全保障理事会の今月22日の新決議を受けて発表された。
声明では、新たな核実験などの実施時期への言及はない。北朝鮮は2006年と09年に核実験を強行し、いずれも国連安保理の非難を受けた。韓国国防当局者らは昨年、指導者が最終承認すれば新たな核実験はいつでも実施可能な状況にあるとの見方を示していた。

http://www.cnn.co.jp/world/35027349-2.htmlより、
国際紛争の解決策を提言するシンクタンク「国際危機グループ(ICG)」の北東アジア担当者は、今回の声明内容について「国連の新決議に激怒し、屈辱感を味わっていると考えられる」とも分析した。 北朝鮮による米国を威嚇する言動はこれまでのプロパガンダ戦でも再三見られたが、同担当者は米国との全面衝突を求めているわけではなく、軍事的な抑止力確保を願う北朝鮮指導部の意図があると指摘。「米国に侵入、破壊する能力も意図、意志もないとみられる」とし、「米国や他の外国勢力からの干渉の阻止を願っている」とした。 朝鮮中央通信の声明は、北朝鮮に関する国連安保理の決議全てを拒絶するとも表明。22日の決議については、北朝鮮に対する敵視政策の最も危険な局面を示すものとも断じた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013012400870より、
北朝鮮声明は対米交渉狙い=現状で政策修正考えず-韓国政権引き継ぎ委

 【ソウル時事】韓国の朴槿恵次期大統領の政権引き継ぎ委員会で外交安保分野を担当する金章洙元国防相は24日、記者団に対し、核実験実施や非核化の否定を表明した北朝鮮外務省や国防委員会の声明に関し、「(声明の)言葉をそのまま聞く者はいないだろう。米国との交渉で主導権を握るとか、(交渉の)糸口をつかむなど何らかの思惑がある」と述べ、米国との交渉を狙ったものとの認識を示した。
 対話や人道支援などを進めて北朝鮮との信頼回復を図るとする朴氏の「信頼プロセス」に関し、金氏は「核実験などを行わないようにするためのプロセスだ。信頼を積み重ねるために南北が互いに努力しなければならない」と語り、現状では対北朝鮮政策は修正しない考えを示した。(2013/01/24-19:00)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130124/k10015037841000.htmlより、
北朝鮮 非難決議賛成の中ロを暗に批判
1月24日 18時42分

北朝鮮は、24日に発表した国防委員会の声明の中で、国連の安全保障理事会が北朝鮮を非難する決議を全会一致で採択したことについて、「世界の公正な秩序を打ち立てるうえで先頭に立つべき諸大国までアメリカの強権に押さえつけられ、守るべき初歩的な原則もためらうことなく捨てている」と主張しました。
これは、名指しこそ避けながらも、決議に賛成した友好国の中国やロシアを暗に批判したものです。
北朝鮮の核実験を巡っては、中国の習近平総書記が23日、韓国のパク・クネ次期大統領の特使との会談で、朝鮮半島の非核化を重視する立場から反対する考えを示しました。
また、ロシアのラブロフ外相も23日の記者会見で、「国際社会の声に耳を傾け、6か国協議の再開に向けた道に戻ってほしい」と述べ、北朝鮮に自制を促しています。24日の北朝鮮の声明は、アメリカと足並みをそろえた中国やロシアの対応に、北朝鮮の指導部が、いらだちを募らせていることをうかがわせています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130124/k10015025621000.htmlより、
北朝鮮 核実験実施を具体的に示唆
1月24日 14時34分

北朝鮮は24日、国連安全保障理事会が事実上の弾道ミサイル発射を非難した決議に改めて強く反発する声明を発表し、この中で「高い水準の核実験がアメリカを狙うことになる」として、より具体的な表現で3回目の核実験に踏み切る姿勢を示しました。
北朝鮮の国防委員会は24日午後に発表した声明で、事実上の長距離弾道ミサイルの発射に対して国連安保理が非難する決議を採択したことに改めて強い反発を示し、「アメリカなどの敵視策動から国と民族の自主権を守るための全面対決戦に入る」と警告しました。
そのうえで、「この全面対決戦では、今後も発射する長距離ロケットとともに、われわれが行う高い水準の核実験がアメリカを狙うことになる」と強調しました。
北朝鮮は23日、「核抑止力を含む軍事力を拡大、強化する」という外務省の声明を発表しましたが、24日の声明は、より具体的な表現で3回目の核実験に踏み切る姿勢を示したものです。
アメリカを名指しする形で核実験に言及したのは、緊張を高めてアメリカを直接交渉に応じさせようという、いわゆる「瀬戸際戦術」の一環だとみられ、とりわけ先月の発射によって弾道ミサイル技術の向上をアメリカに見せつけたので核の脅威もより効果的に利用できるという計算もありそうです。
北朝鮮北東部のプンゲリにある核実験場では、準備がかなり進んでいるという見方が広がっており、関係国は一段と警戒を強めています。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013012401001042.htmlより、
北朝鮮が核実験明言 実施時期は言及せず 
2013年1月24日 13時47分

 【北京共同】朝鮮中央通信によると、北朝鮮の国防委員会は24日、昨年12月の同国による事実上の長距離弾道ミサイル発射を受けた今月22日の国連安全保障理事会決議に対抗し「米国などの敵視策動を粉砕する全面対決戦に突入する」と主張、「高い水準の核実験」の実施を明言した。実施時期については言及していない。
 核実験を強行すれば3度目で、金正恩第1書記の体制下では初めて。北朝鮮は昨年12月12日に人工衛星打ち上げとして事実上の長距離弾道ミサイル発射実験を成功させたばかり。朝鮮半島をめぐる緊張が高まるのは必至だ。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013012400460より、
核実験実施を「予告」=安保理決議に反発、「全面戦」宣言-北朝鮮国防委

 【ソウル時事】北朝鮮の国防委員会は24日、先の長距離ミサイル発射を非難し制裁を強化する国連安全保障理事会決議が採択されたことを受けて声明を出し、「われわれが進める高いレベルの核実験」と言及しながら、「引き続き発射される衛星と長距離ロケットも、核実験も、米国を狙うことになる」と表明した。朝鮮中央通信が伝えた。
 核実験の実施方針を明確に表明したのは、金正恩体制になって初めて。「高いレベルの核実験」はウラン型の核実験を意味するものとみられる。3回目の核実験に具体的に触れるとともに、名指しすることで米国の危機感をあおって交渉に引き出そうとする「瀬戸際戦術」を一層強めた形だ。(2013/01/24-13:25)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130124/k10015026011000.htmlより、
米“北朝鮮はまず南北関係改善を”
1月24日 13時5分

北朝鮮の核問題を担当するアメリカ政府のデイビース特別代表は24日、訪問先の韓国で、北朝鮮に対して核実験などの挑発をやめるよう重ねて呼びかけ、アメリカとの直接交渉を求めるのなら「まず南北関係の改善が必要だ」と指摘しました。
アメリカ政府で北朝鮮の核問題を担当するデイビース特別代表は23日から韓国を訪れており、24日午前、韓国外交通商省のイム・ソンナム朝鮮半島平和交渉本部長と会談しました。
会談のあと、デイビース氏は記者団に対して、「南北関係が継続的に改善しなければ、アメリカと北朝鮮が根本的な関係の修復をすることはできない」と述べ、北朝鮮に対して核実験を含む挑発行為をやめるよう重ねて呼びかけました。これは北朝鮮が核実験の実施を示唆したのが、緊張を高めてアメリカを直接交渉の場に引き出そうとする、いわゆる「瀬戸際戦術」だという見方に基づく発言だとみられます。
また、北朝鮮による事実上のミサイル発射を受けて国連安全保障理事会が制裁の範囲を広げる決議を採択したことに関連して、デイビース特別代表は、米韓それぞれが独自の追加的な制裁を行うかについては、「必要性があるかどうか、今後検討することになる」と述べました。
デイビース特別代表は、25日から中国、それに日本を訪れて北朝鮮に核実験などを思いとどまらせるための方策について意見を交わすことにしています。

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