ミュンヘン安全保障会議 3日まで

http://www.cnn.co.jp/world/35027728.htmlより、
環境整えばイランとの直接協議は可能 バイデン米副大統領
2013.02.03 Sun posted at 14:48 JST

(CNN) 米国のバイデン副大統領は2日、核開発問題で厳しく対立するイランとの直接協議の可能性に触れ、正しい環境が整えば応じる用意があるとの見解を示した。ドイツのミュンヘンで開かれた安全保障問題会合で表明した。
バイデン氏はただ、直接協議の実現についてはイラン側が前向きに話し合える事項を用意しなければならないと同国に「譲歩」を要求。「練習のための協議の準備はしない」と述べた。
イランの核開発問題では、同国と国連安全保障理事会の常任理事国5カ国にドイツを加えた協議が断続的に開かれているが、成果は出ていない。ウラン濃縮停止などを求める欧米は核開発の軍事転用を懸念しているが、イランはあくまで民生用と主張している。
オバマ米大統領が次期国防長官に指名したヘーゲル元上院議員は過去にイランとの直接協議を求めたことがある。指名承認に関する最近の上院公聴会で野党共和党の一部議員がこの言動を取り上げ、イランに弱腰との非難を浴びせてもいた。
次期国務長官に指名されたケリー元上院議員は公聴会で、イランに対する経済制裁は効果を上げているとの認識を表明。ただ、外交交渉面でも進展が望めるとの見方も示していた。
イランとの直接協議の開催については、制裁の履行を遅らせ、核開発計画の続行を許す機会を同国に与えるだけとの批判が米国内にある。昨年秋には、米国とイランは11月の米大統領選後に直接協議を開くことで合意したとの情報が流れた。ただ、ホワイトハウスの国家安全保障会議は当時、イランとの2国間協議に関する取引はないと否定していた。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013020300033より、
シリア反体制派との定期接触期待=対話姿勢を歓迎-ロシア外相

 【ミュンヘン時事】ロシアのラブロフ外相は2日、安全保障に関する国際会議が開かれているドイツ南部ミュンヘンで、シリアの反体制派統一組織「国民連合」のハティブ議長と会談後、同行記者団に対し、反体制派と定期的に接触したい考えを示した。
 シリアの反体制派はこれまで、アサド政権寄りの立場を取るロシアとの接触を避けており、ラブロフ外相とハティブ議長との会談は初めて。
 ロシアのメディアによると、ラブロフ外相はハティブ議長が安保会議でアサド政権と対話の用意があると表明したことについて、「非常に重要な一歩」と歓迎。一方、ハティブ議長はロイター通信に対し、ラブロフ外相にモスクワに招待されたことを明らかにした。(2013/02/03-09:21)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/world/news/CK2013020302000090.htmlより、
「アサド政権と対話」 シリア反体制派 退陣条件を転換
東京新聞 2013年2月3日 朝刊

 【ベルリン=宮本隆彦】内戦に陥ったシリアの反体制派「シリア国民連合」のトップ、ハティーブ議長は一日、ドイツ南部ミュンヘンで同日開幕したミュンヘン安全保障会議で演説し、「アサド政権と対話の席に着く用意がある」と述べた。アサド大統領の退陣を対話の条件としていた従来方針を大きく転換した。
 ハティーブ氏は「最終目標は体制の平和的な転換だ」と強調。「シリア国民の苦痛を消し去るため、喜んで政権側と交渉のテーブルに着く」と述べた。
 ただ、この発言には「アサド退陣」にこだわる反体制派の一部が反発。アサド大統領も一月のテレビ演説で反体制派を「テロリストや殺人者」と呼んで交渉相手としない姿勢を明確にしており、対話が実現するかどうかは不透明だ。
 ハティーブ氏は、安全保障会議に出席する米国のバイデン副大統領や、シリア問題の国連などの調停役ブラヒミ特別代表、ロシアのラブロフ外相らと会談する予定。
 今年で四十九回目となる会議は、世界九十カ国から閣僚や外交官が出席し、三日まで開かれる。シリア問題のほか、フランスが軍事介入した西アフリカのマリ情勢が主要議題となる。

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013020200277より、
イランに協議参加促す=真剣なら直接交渉も-バイデン米副大統領

 【ミュンヘン時事】バイデン米副大統領は2日、ドイツ南部ミュンヘンで開かれている安全保障会議で演説し、イランの核兵器開発疑惑について、「外交の時間も余地もある」と述べ、打開に向け、協議に臨むようイランに促した。
 副大統領は「ボールはイランの側にある」と訴え、国連安保理常任理事国にドイツを加えた6カ国との協議に誠実に臨むべき時だと強調。イラン指導部が真剣であるなら、米国との直接交渉もあり得るとの認識を示した。イランと6カ国の協議は昨年6月以降、開かれておらず、停滞が続いている。(2013/02/02-20:28)

http://mainichi.jp/select/news/20130203k0000m030029000c.htmlより、
シリア:反体制派、アサド政権に対話呼びかけ 独安保会議
毎日新聞 2013年(最終更新 02月02日 20時18分)

 【ミュンヘン(独南部)篠田航一】ドイツ・ミュンヘンで開催中の安全保障会議は1日、内戦が続くシリア情勢について討議した。シリア反体制派の統一機構「シリア国民連合」のハティブ議長は、「流血を終結させるため、私たちは政権側と交渉の席に着く用意がある。私は、言葉の力を信じている。政権側の回答を待っている」と述べ、アサド政権側に対話による解決を呼びかけた。また、交渉開始の条件としてハティブ議長は「拘束された政治犯の釈放」を求めた。
 一方で、議長は「政権が和平への道を妨害する場合に備え、国際社会にあらゆる支援を求めたい」と述べ、反体制派への一層の武器・物資支援を訴えた。
 ブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表は「問題解決はなお困難。国連安全保障理事会の中での歩み寄りが重要だ」との認識を示し、アサド政権に武器を供与するロシアと、内戦介入に反対する中国が方針を変えるよう促した。
 ただ、政権側との直接対話については、国民連合内に異論が根強い。ミュンヘンでの会議直前に開かれた政治局の会合でも、議長が提示した条件付きの対話案について組織決定には至らなかった。昨年11月に発足した国民連合は、日本を含む100カ国以上から「シリアの唯一、正統な代表」と承認されているが、事態打開に向けた成果は出せていない。戦闘部隊の自由シリア軍などには国民連合やハティブ議長への失望感も広がっている。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130202/amr13020219470009-n1.htmより、
米副大統領「イランと2国間協議の用意」
2013.2.2 19:46

 【ミュンヘン=宮下日出男】米国のバイデン副大統領は2日、独南部ミュンヘンで開催中の安全保障会議で演説し、イランの核問題の外交解決に向け、米国が同国と直接協議する用意があることを表明した。
 バイデン副大統領は核問題について「外交解決のための時間はまだある」とした上、「イランの指導者が(問題解決に)真剣なら、われわれは2国間で会う用意がある」と表明した。
 核問題をめぐっては、国連安全保障理事会5常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランの協議が年初にも再開される可能性が指摘されていたが、調整が難航している。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130202/k10015242321000.htmlより、
ミュンヘン安全保障会議 開幕
2月2日 7時25分

各国の閣僚や専門家らが安全保障問題について話し合う「ミュンヘン安全保障会議」がドイツで始まり、フランスが軍事介入を行っている西アフリカのマリや、内戦が続くシリアなど中東・アフリカ情勢を主要な議題に意見が交わされることになっています。
この会議は、ドイツ南部のミュンヘンで毎年開かれているもので、3日間の日程で開かれる今回の会議には、アメリカのバイデン副大統領やロシアのラブロフ外相、それに日本の阿部外務政務官などおよそ90か国の閣僚や安全保障問題の専門家、およそ400人が出席します。
1日に開かれた初日の会議では、アメリカで開発が進むシェールガスが世界のエネルギー政策に与える影響をテーマに意見が交わされ、エネルギーの安定供給の面ではプラスとなる一方、これまでの地域バランスが崩れることに対する懸念の声も聞かれました。
今回の会議では、フランスが軍事介入を行っている西アフリカのマリや、内戦が続くシリア、それにイランの核開発問題など中東・アフリカ情勢が主要な議題として話し合われる予定です。
また、アルジェリアで起きたイスラム武装勢力による人質事件を受け、イスラム過激派の活動をどう封じ込めていくのかについても意見が交わされる見通しです。

http://mainichi.jp/select/news/20130202ddm007030152000c.htmlより、
NEWS25時:ドイツ ミュンヘン会議が開幕
毎日新聞 2013年02月02日 東京朝刊

 主要国の外交・国防担当者が安全保障について協議するミュンヘン安全保障会議が1日午後(日本時間1日夜)、3日間の日程で始まった。49回目の今回は、フランス軍が軍事介入したマリ情勢や、内戦が続くシリア問題などが主要な議題となる。
 米国のバイデン副大統領、ロシアのラブロフ外相、ブラヒミ国連・アラブ連盟合同特別代表、イランのサレヒ外相ら約70カ国・国際機関から約400人が参加予定。日本からは阿部俊子・外務政務官が出席する。【ミュンヘン】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130202/k10015241721000.htmlより、
米副大統領 対テロで独と連携強化へ
2月2日 4時53分

ドイツを訪問しているアメリカのバイデン副大統領は、メルケル首相との会談で、トルコのアメリカ大使館で起きた爆発事件について、テロリストによる犯行との見方を示し、テロとの戦いでドイツとの連携を一層強化していくことで一致しました。
バイデン副大統領は1日、訪問先のベルリンでメルケル首相と会談し、その後、共同で記者会見しました。
この中でバイデン副大統領は、トルコの首都アンカラのアメリカ大使館で起きた爆発事件について極左組織によるテロ攻撃との見方を示したうえで「今回の事件は、長年、共にテロとの戦いを進めてきたアメリカとドイツとの関係をさらに強化させることになる」と述べました。
またメルケル首相は、「爆発事件に巻き込まれたすべての人にお悔やみを申し上げたい。私たちはテロとの戦いでは世界規模で緊密に連携する」と述べ、両国がテロとの戦いで連携を一層強化していく考えを示しました。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013013001002073.htmlより、
独首相が国粋主義と闘う決意表明 ナチス政権80年で
2013年1月31日 00時09分

 【ベルリン共同】ドイツでヒトラーが率いるナチスが政権を掌握してから80年たった30日、メルケル首相は多くの市民が当時ヒトラーを支持していたと指摘、ドイツはこの事実を忘れてはならず、国粋主義や人種差別と闘い続けると強調した。
 首相はベルリンでこの日始まった「独裁への道」と題した回顧展の開幕式に出席。「人権は固有のものではなく、自由は永続するものではない」と演説し、民主主義を守るために常に警戒を怠ってはならないと述べた。
 連邦議会(下院)でも、ホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)の被害者を追悼する式典が開かれた。

http://mainichi.jp/select/news/20130129k0000m030031000c.htmlより、
イタリア:ベルルスコーニ氏「ムソリーニ良いこともした」
毎日新聞 2013年(最終更新 01月28日 19時17分)

 【ローマ福島良典】イタリアのベルルスコーニ前首相は27日、ミラノでホロコースト(ナチスのユダヤ人大虐殺)の犠牲者追悼関連式典に参加した際、第二次大戦でドイツのヒトラーと手を組んだイタリアの独裁者ムソリーニについて「良いこともした」と発言、来月の総選挙を控えユダヤ人団体やライバル政党の反発を招いている。
 ベルルスコーニ氏は記者団に「(ヒトラーとの)同盟の枠内でユダヤ人を抹殺するよう押し付けられた」との見解を示し「他の多くの面ではよくやった」と述べ、当時の状況では仕方なかったとムソリーニを擁護した。
 ムソリーニのファシスト体制はヒトラーのナチスドイツと枢軸国側を形成。イタリアでは1938年に反ユダヤ主義の人種法が制定され、第二次大戦中のドイツ占領中に約7200人が強制収容所送りとなった。
 イタリア・ユダヤ人連盟のレンツォ・ガッテニャ会長は「イタリアが当時、強大な同盟国(ナチスドイツ)の顔色をうかがってユダヤ人迫害・抹殺を決めたというのは、道徳意識のかけらもない」と発言を非難した。
 ANSA通信によると、中道左派・民主党のベルサニ書記長は「ファシスト的な右派の支持を取り付けるために式典を利用した」と批判。ベルルスコーニ氏の中道右派・自由国民には旧ファシスト残党の流れを組む勢力もある。同氏は批判を受け「自分の歴史分析は常に『独裁非難』に基づいている」と弁明の声明を出した。

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