日中関係 「中国艦がレーダー照射」小野寺防衛相

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013020501052より、
対中国、高まる緊張=安倍首相「しっかり対応を」-レーダー照射

 沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中両国の対立が、一段と先鋭化してきた。日本政府は5日、中国海軍の艦船が1月30日に東シナ海で、海上自衛隊の護衛艦に射撃の前提となる火器管制レーダーを照射したと公表。中国側に抗議し、再発防止を要求した。安倍政権は尖閣問題では一歩も引かない構えだが、偶発的な軍事衝突への懸念も強まる中、緊張緩和に向けた糸口は見いだせていない。
 「しっかり対応し、二度とないよう外交ルートで抗議するように」。安倍晋三首相は5日、中国によるレーダー照射について報告した小野寺五典防衛相に対し、強い口調で指示。これを受け、外務省は東京の中国大使館などに抗議するとともに、再発防止を徹底するよう求めた。
 今回、政府が受けた衝撃がいかに大きかったかは、防衛相が記者会見で「一歩間違うと、大変危険な状況に陥る」と語ったことからも明らかだ。防衛相は「現場には緊張感が走る事態だった」とも説明した。
 昨年12月の第2次安倍内閣発足以降、中国公船による尖閣周辺海域への領海侵犯は6回に及んでいる。このうち直近の4日のケースでは、海洋監視船2隻が、約14時間にわたって日本領海にとどまり続けた。海上保安庁によると、昨年9月に尖閣を国有化して以来、最長だ。これを受け、政府は5日午前も、程永華駐日中国大使を外務省に呼び、厳重に抗議していた。
 中国共産党の習近平総書記は1月25日、訪中した公明党の山口那津男代表に「(日中の)戦略的互恵関係を推進したい」と表明し、安倍首相との首脳会談にも前向きな意向を示した。その一方で挑発行為をやめない中国側の意図について、外務省幹部は「分からない」と困惑を隠さない。
 「私も先頭に立って今そこにある危機に立ち向かい、領土・領海・領空を断固として守り抜く決意だ」。首相は2日、尖閣を含む南西諸島周辺の防衛を担う航空自衛隊那覇基地(那覇市)を視察、隊員を激励した。再登板後、初の外遊先にはベトナムなど東南アジア各国を選択。今月下旬にワシントンで予定されるオバマ米大統領との日米首脳会談では、同盟強化を内外にアピールする構えだ。
 首相としては米国や、南シナ海をめぐり中国と対立するベトナムなどとの連携を強めることで、軍事面で拡張を続ける中国をけん制し、自重を促したい考え。しかし、中国側も尖閣で譲歩する気配はなく、政府内には「偶発的衝突は回避しなければならない」(外務省幹部)と、事態を深刻に受け止める声が広がっている。(2013/02/05-23:54)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013020500778より、
中国艦、海自護衛艦にレーダー照射=射撃用、1月に尖閣周辺-領有権主張で威嚇か

 防衛省は5日、中国海軍のフリゲート艦が1月30日に東シナ海で、海上自衛隊の護衛艦に射撃用の火器管制レーダーを照射したと発表した。同レーダーは射撃前に目標に照準を合わせ、追尾するもので、海自を威嚇したものとみられる。
 小野寺五典防衛相は5日記者団に、「大変異常なことで、一歩間違うと危険な状況に陥る。極めて特異な事例だ」と述べた。防衛省幹部によると、護衛艦は沖縄県・尖閣諸島周辺の公海上で警戒監視に当たっていた。
 安倍晋三首相からは「しっかりと対応し、外交ルートでこのような事態が発生しないよう抗議するように」との指示があったという。外務省は外交ルートを通じて中国側に厳重抗議した。
 日本政府の尖閣諸島国有化後、中国の海洋監視船や航空機による領海侵犯が頻発している。中国海軍が挑発行為に関与したことで、東シナ海の尖閣周辺で不測の事態に発展する危険性が一段と高まった。
 防衛省によると、1月30日午前10時ごろ、東シナ海で、中国海軍のジャンウェイII級フリゲート艦1隻から、護衛艦「ゆうだち」(長崎県佐世保基地)がレーダー照射された。1月19日午後5時ごろにも、東シナ海で中国海軍のジャンカイI級フリゲート艦1隻から、護衛艦「おおなみ」(神奈川県横須賀基地)搭載のヘリコプターSH60Kに火器管制レーダーが照射された疑いがある。(2013/02/05-23:49)

http://mainichi.jp/select/news/20130206k0000m010069000c.htmlより、
中国海軍:自衛隊護衛艦に火器管制レーダーを照射
毎日新聞 2013年(最終更新 02月05日 23時38分)

 防衛省は5日、東シナ海の公海上で1月30日、警戒監視中の海上自衛隊の護衛艦が、中国海軍のフリゲート艦から射撃の照準を合わせる火器管制レーダーを照射されたと発表した。同月19日にはヘリコプターも照射された疑いがある。火器管制レーダー照射は極めて異例で、外務省は2月5日、中国に厳重抗議した。沖縄県・尖閣諸島をめぐり日本と中国の対立が続く中、安倍政権は関係改善を呼びかけてきたが、緊張が高まるのは必至だ。
 防衛省によると、1月30日午前10時ごろ、中国海軍の「ジャンウェイ2級」フリゲート艦1隻が、海自第7護衛隊所属の護衛艦「ゆうだち」に、約3キロの距離から火器管制レーダーを照射した。
 これに先立ち、同月19日午後5時ごろ、海自第6護衛隊の護衛艦「おおなみ」の搭載ヘリが飛行中、数キロ離れた中国の「ジャンカイ1級」フリゲート艦1隻から照射されたことが疑われる事例があった。ヘリのレーダー照射を感知する装置の警報音が鳴ったという。
 レーダー照射はいずれも数分間。照射を受けた護衛艦とヘリは進路を変える回避行動を取った。レーダー照射は護衛艦は感知装置で確認したが、ヘリは護衛艦との感知装置の分析能力に差があるため、「疑わしい」とするにとどめたという。
 照射を受けた具体的な海域は「警戒監視の手の内を明かすことになる」として公表しなかった。防衛省関係者によると、沖縄県・尖閣諸島付近ではないという。
 小野寺五典防衛相は2月5日夜、同省内で記者団に、「一歩間違えれば大変危険な事態になる。レーダー照射はよほどのことがない限りしない。厳しく自制を求めたい」と厳しく批判。ただ、「武力衝突か」との問いには、「衝突事案とは類推していない」とも述べた。発表がずれ込んだことについては「慎重を期して検討・分析に時間がかかった」と説明した。
 火器管制レーダーの照射は、砲撃やミサイル発射のために標的に対して電波を照射し距離と方位を特定するために行う。公海上での他国の艦船に対するレーダー照射は「あとは引き金を引くだけ。平時としては非常識で挑発的な行為で、大砲を向けるより悪質だ」(防衛省関係者)という。

http://mainichi.jp/select/news/20130206k0000m010069000c2.htmlより、
 防衛省の通報を受け、外務省は5日、中国外務省・国防省と在日中国大使館に、「不測の事態を招きかねないような危険な行為だ」と抗議し、再発防止を強く求めた。中国側は「事実関係を確認したい」との回答にとどめた。【青木純、鈴木泰広】

http://mainichi.jp/select/news/20130206k0000m010082000c.htmlより、
中国海軍:レーダー照射 安倍政権に大きな衝撃
毎日新聞 2013年(最終更新 02月05日 23時27分)

 海上自衛隊の護衛艦などに対して、中国海軍の艦船が火器管制レーダーを照射したことが表面化し、日中関係の改善に乗り出したばかりの安倍政権に大きな衝撃を与えた。公明党の山口那津男代表の訪中などで関係改善の模索が始まった中、さらに日中関係が冷え込むのは避けられないとみられる。外務省は5日、中国側に厳重抗議したが、発生から1週間が経過しており、防衛省からの連絡や発表が遅れたことに批判が出る可能性もある。
 「戦闘機が出てくる映画をみたことがある? あれでロックオンされた時と同じ状況だ。乗組員からしたら、エーッという感じだったと思う」。中国海軍がレーダー照射をしていたとの報告を受けた官邸関係者は5日、そう驚いた。
 安倍晋三首相は沖縄県・尖閣諸島への公務員常駐化などにも言及する一方、訪中した山口氏に親書を託すなど、硬軟両様を取りつつ関係改善を模索してきた。
 中国側にも、日中首脳会談を「真剣に検討する」(習近平総書記)と関係改善に向けたムードが出ていただけに、政府関係者は「前向きになったと思ったら、全然言っていることと一致しない。危険な火遊びはやめてほしい」と語る。
 中国側の意図は不明だが、防衛省関係者によると、自衛隊と中国海軍は互いに尖閣周辺海域での行動を控えており、今回の現場も「尖閣のすぐそばではない」という。
 一方、レーダー照射の報告が防衛省から首相に入ったのは護衛艦が照射された1月30日だった。首相はさらに5日午後、官邸で小野寺五典防衛相から報告を受け公表を了承。首相周辺は「(照射の)可能性があるとは聞いていた。分析に時間がかかったということだ」と述べ、対中関係を考慮して慎重に対応したことを示唆した。
 岸田文雄外相は5日夜、外務省で記者団に「速やかに抗議した」と述べる一方、防衛省から中国へ抗議するよう要請を受けたのは同日になってからだったと明らかにした。
 4日には尖閣周辺への領海侵犯があり、外務省の斎木昭隆外務審議官が5日午前、中国の程永華駐日大使を同省へ呼んで抗議していた。しかし、同省がレーダー照射問題の連絡を受けたのは同日午後。1日に2回抗議することになり、省庁間の連携や情報共有に課題を残した。【青木純、吉永康朗、影山哲也】

http://mainichi.jp/select/news/20130206k0000m030077000c.htmlより、
中国海軍:レーダー照射 安倍政権へのいら立ちが背景か
毎日新聞 2013年(最終更新 02月05日 23時21分)

 【北京・工藤哲】中国海軍のフリゲート艦が海上自衛隊の護衛艦にレーダー照射した意図は不明だが、対中強硬姿勢を崩さない安倍政権に対する中国側のいら立ちが背景にある可能性が高い。
 中国共産党の習近平(しゅう・きんぺい)総書記は公明党の山口代表との会談に応じた際、日中首脳会談に前向きな意向を表明したが、「環境を整えることが重要だ」として日本側にくぎを刺した。また、習氏は1月28日に開かれた党政治局の学習会で「我々の正当な権益を放棄することはできない」と強調し、尖閣問題で中国が一方的に譲歩することはあり得ない考えを改めて示した。
 海上自衛隊の護衛艦に対するレーダー照射があった同30日は、日本政府が尖閣周辺を警備する海上保安庁の組織強化を盛り込んだ新年度予算案を決定した翌日だった。安倍首相が習氏への親書で日中関係の重要性を強調しながら、関係改善に向けた具体的なシグナルがないことに中国側は不信感を募らせている。
 中国の海洋監視船が4日に日本の領海に侵入したことに関連し、中国外務省の華春瑩(か・しゅんえい)副報道局長が5日の定例記者会見で「誠意と実際の行動で問題を適切に解決する方法を見いだすべきだ」と日本側に歩み寄りを促したのもそのためだ。
 一方、北京の外交関係者は「中国の関係部門の対応は一枚岩ではない」と指摘。レーダー照射が軍独自の判断だった可能性もある。護衛艦の搭載ヘリがレーダー照射を受けた1月19日は、中国メディアで盛んに日本と軍事衝突の可能性が報じられていた時期と重なる。直前には軍総参謀部が今年の軍事訓練に関して「戦争に備えよ」と全軍に指示しており、こうした状況が挑発行為につながった可能性も否定できない。
 中国側は1月に鳩山由紀夫、村山富市の両元首相の訪中を受け入れる一方、海洋監視船による領海侵入を繰り返すなど硬軟両面の対応で日本側の出方を見極める構えだ。だが、日本から発せられるシグナルも硬軟両様のために解決の糸口が見えず、挑発行為がさらにエスカレートする危うさをはらんでいる。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013020500878より、
「見識疑う」「挑発行為」=衝撃と懸念広がる-与野党・中国海軍レーダー照射

 中国海軍のフリゲート艦が海上自衛隊の護衛艦に射撃用の火器管制レーダーを照射したことが明らかになった5日、与野党には衝撃と懸念が広がった。自民党の石破茂幹事長は都内で記者団に「次の射撃を前提としていたなら、かなり挑発的な行為だ。両国の信頼関係に傷を付ける行為だ」と中国側を厳しく批判した。
 鴨下一郎国対委員長は記者会見で「二度とこういうことがないように働き掛けをしていくべきだ」と述べた。同党の閣僚経験者は「いつか制御が効かなくなり、取り返しのつかないことになる」と危機感を示し、「軍のモラルを問われる行為で、大国としての見識を疑う」と断じた。
 公明党の上田勇政調会長代理は取材に対し、「極めて遺憾。政府は中国に厳しく抗議してほしい」と強調した。同党は、先に山口那津男代表が訪中し、習近平共産党総書記と会談するなど日中関係の修復を重視している。それだけに、事態を憂慮する声が強く、幹部の一人は「偶発的な衝突が一番怖い」と指摘した。
 民主党の中川正春幹事長代行は取材に対し、「挑発に乗って事態をエスカレートさせてはならない」と政府に慎重な対応を求めた。同時に「(レーダー照射と)発表の時期がずれているので、しっかり究明していきたい」と述べ、国会で経緯をただす考えを示した。
 日本維新の会の松野頼久国会議員団幹事長は「一つ間違えば武力衝突につながる挑発行動だ」とのコメントを発表。政府に対して「中国からの挑発に乗らず、主権・領土で譲歩しない姿勢を明確にする必要がある」と求めた。
 また、生活の党の鈴木克昌幹事長は取材に対し、「撃ち合いに発展する可能性のあることであり、厳重に抗議すべき事態だ」と語った。(2013/02/05-22:31)

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013020501003より、
中国「事実関係確認する」=レーダー照射で日本側に

 【北京時事】堀之内秀久駐中国公使は5日、中国海軍艦艇が海上自衛隊艦艇に射撃用の火器管制レーダーを照射していたことについて、中国外務省の羅照輝アジア局長に申し入れを行い、遺憾の意を伝えた。羅局長からは「事実関係を確認する」という趣旨の回答があったという。
 堀之内公使は「不測の事態を招きかねない危険な行為だ」として、再発防止を求めた。このほか4日に中国国家海洋局所属の海洋監視船が沖縄県・尖閣諸島領海に侵入したことについても、「厳重な抗議」を行った。(2013/02/05-22:05)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013020501002155.htmlより、
中国艦が射撃レーダー照射 尖閣沖、海自艦に先月
2013年2月5日 21時35分
(写真)海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射した中国海軍のフリゲート艦(海上自衛隊撮影、防衛省提供)

 政府は5日、東シナ海で先月30日午前10時ごろ、中国海軍の艦船が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射したと発表した。沖縄県・尖閣諸島周辺の海域とみられる。日本政府は5日、不測の軍事衝突を招きかねない「極めて危険な行為」として中国側に厳重抗議し、再発防止を求めた。昨年の尖閣国有化以来対立が続く両国の緊張が高まるのは避けられない。
 防衛省で緊急記者会見した小野寺五典防衛相は、平時の位置探索などと異なる射撃用レーダーの照射は「極めて特異な事例だ」と指摘。「一歩間違うと大変に危険な状態に発展する」との抗議の意思を表明した。(共同)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130205/k10015319591000.htmlより、
レーダー照射時間“分単位”
2月5日 21時11分

防衛省の幹部は、5日夜、記者団に対し、先月30日に中国海軍のフリゲート艦が、海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射してきた際の状況について、レーダーが照射された時間は「分単位だった」と説明するとともに、海上自衛隊の護衛艦と中国海軍のフリゲート艦との間で、その前後に交信はなかったことを明らかにしました。そのうえで、海上自衛隊の護衛艦は、中国側からレーダーの照射を受けたあと、「進路を変えて遠くに離れていくという、一般的な回避行動をとった」と述べました。
一方、先月19日に中国海軍のフリゲート艦から自衛隊のヘリコプターに射撃管制用のレーダーの照射が行われた疑いがある事案について、この防衛省幹部は、中国海軍のフリゲート艦と自衛隊のヘリコプターとの距離は「数キロだった」と述べました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013020500923より、
中国に厳重抗議=レーダー照射で政府

 岸田文雄外相は5日夜、中国海軍のフリゲート艦が海上自衛隊の護衛艦に射撃用のレーダーを照射していたことについて、中国側に外交ルートを通じて厳重に抗議したことを明らかにした。これに対し、中国側は「事実を確認したい」と応じたという。また、外相は「危険な行為であり大変遺憾だ。中国に対し、再発防止を求めたい」と述べた。外務省で記者団の質問に答えた。(2013/02/05-20:03)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130205/k10015317031000.htmlより、
射撃管制用レーダーとは
2月5日 19時29分

小野寺防衛大臣は緊急に記者会見し、東シナ海で、先月30日、中国海軍のフリゲート艦が、海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射していたことを明らかにしました。小野寺防衛大臣は「大変異常なことであり、一歩間違えると危険な状況に陥ることになると認識している」と述べ、外務省が中国側に抗議したことを明らかにしました。

射撃管制用レーダとは
射撃管制用レーダーは、艦艇に搭載されたミサイルなどを発射するにあたって、目標に照準を合わせ追尾するために照射されるものです。今回のケースでは、ミサイルなどは発射されず、その前の段階のレーダーを照射したということです。
射撃管制用レーダーは周波数が高いのが特徴です。海上自衛隊の護衛艦には、相手から照射されたレーダーを感知して周波数を分析するシステムが備えられており、今回もこのシステムで射撃管制用のレーダーを照射されたことを確認したものとみられます。また、照射を受けた可能性があるヘリコプターでは、当時警報が鳴ったということです。
中国海軍の艦艇が、こうした行動をとった背景には、尖閣諸島周辺の警戒を強めている自衛隊をけん制するねらいがあったものと考えられます。

専門家の見方は
元海上自衛官で北京の日本大使館で防衛駐在官を務めた経験を持つ東京財団の小原凡司研究員は「射撃用管制用レーダーを向けることは、攻撃ができるということを相手にも知らせる行為であり、極めて危険な行為だと言わざるをえない」と指摘しています。
その一方で、「日本と中国の間ではどのような行為が相手から危険な行為だと受け止められるのかお互いに経験が蓄積されていない。自衛隊の護衛艦の行動が中国側に危険だと映り、それに対する警告だったのか、あるいは単なる挑発だったのか、冷静に判断する必要がある」と述べ、日中双方が冷静な対応をすべきだと指摘しています。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130205/k10015313791000.htmlより、
中国艦船が海自護衛艦にレーダー照射
2月5日 17時50分

小野寺防衛大臣は緊急に記者会見し、東シナ海で先月30日、中国海軍のフリゲート艦が海上自衛隊の護衛艦に射撃管制用のレーダーを照射していたことを明らかにしました。小野寺防衛大臣は「大変異常なことであり、一歩間違えると、危険な状況に陥ることになると認識している」と述べ、外務省が中国側に抗議したことを明らかにしました。
この中で、小野寺防衛大臣は、先月30日午前10時ごろ、東シナ海で、中国海軍のジャンウェイ2級フリゲート艦が海上自衛隊の護衛艦「ゆうだち」に対し、射撃管制用のレーダーを照射したことを明らかにしました。また、小野寺防衛大臣は「先月19日午後5時ごろにも、東シナ海で、中国海軍のジャンカイ1級フリゲート艦から護衛艦『おおなみ』に搭載されているヘリコプターに射撃管制用のレーダーの照射が疑われる事案があった」と述べました。そのうえで、小野寺防衛大臣は「大変異常なことであり、一歩間違えると、危険な状況に陥ることになると認識している。このことを踏まえ、中国側に外交ルートを通じて申し入れを行った。危険な行為であり、中国側に自制を求めていく」と述べ、外務省が中国側に抗議したことを明らかにしました。
射撃管制用レーダーは、艦艇に搭載されたミサイルなどを発射するにあたって、目標に照準を合わせ追尾するためのもので、これまでの分析の結果から照射されたことが分かったということです。
中国海軍のフリゲート艦からはミサイルなどは発射されませんでした。
中国海軍の艦船が自衛隊の艦船に射撃管制用のレーダーを照射したことが確認されたのは極めて特異なことだということです。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013020500741より、
日本は「挑発行動停止を」=中国

 【北京時事】中国外務省の華春瑩・副報道局長は5日の記者会見で、中国の海洋監視船が繰り返し沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)沖の日本領海に侵入していることについて問われ、「日本側が釣魚島海域に船舶や航空機を出動させる挑発行動をやめるのが急務だ」と反論した。
 華副局長は海洋監視船について「通常のパトロールであり、釣魚島海域で管轄権を行使する正常な公務活動だ」と改めて主張。日本側に「中国側と対話を通じて適切に問題を解決する有効な方法を見いだすべきだ」と要求した。(2013/02/05-17:35)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013020400855より、
「主権・領土」で譲歩せず=軍高官、海上闘争に決意-中国

 【北京時事】中国人民解放軍の戚建国・副総参謀長は4日、北京で開かれた軍と国家機関の海上安全協力問題に関する座談会で発言し、「国家の核心利益は一つも損なってはならず、主権は一分たりとも失ってはならず、領土は一寸たりとも欠けてはならない」と述べ、領土問題などで譲歩しない決意を示した。国防省が公式サイトで伝えた。
 戚氏は「わが国の安全上の脅威は主に海上から生まれ、わが国の発展の重点も海上にある」と海洋の重要性を強調。「軍と国家機関は海上闘争と海上安全、権益保護、安定維持の任務で著しい効果のある戦略的協力を行った」と述べ、沖縄県・尖閣諸島や南シナ海を念頭に、軍や政府が一体となって活動してきたことに言及した。(2013/02/04-21:47)

http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2013020400621より、
軍高官「戦争は最後の選択」=戦略的好機を優先-中国

 【北京時事】4日付の中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は、人民解放軍の劉源・総後勤部政治委員(上将)が行った報告を掲載した。劉氏はこの中で「戦争は軍人からすれば唯一の選択だが、国家から言えば最後の選択だ」と述べ、国家や国民の富強に向けた「戦略的好機」の確保を優先する重要性を訴えた。
 劉氏は、故・劉少奇元国家主席の息子で、高級幹部子弟「太子党」に属する習近平総書記とは幼なじみで関係が深い。軍機関紙・解放軍報は1月14日、党中央軍事委員会主席を兼ねる習氏の指示に基づき、総参謀部が「戦争の準備をしっかりと行え」と全軍に指示を出したと伝えたが、沖縄県・尖閣諸島(中国名・釣魚島)をめぐり日中関係が悪化する中で強硬論を打ち消した劉氏の発言掲載は波紋を広げそうだ。(2013/02/04-17:22)

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