時事 安倍内閣支持61.4% 不支持16.7%
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013031500619より、
内閣支持率61%、高水準維持=自民3カ月連続増-時事世論調査
時事通信が8~11日に実施した3月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月と同じ61.4%で、政権発足から約2カ月半を経ても高い水準を維持した。不支持率は前月比0.8ポイント減の16.7%。自民党の支持率は3カ月連続で上昇し、28.2%(前月比1.7ポイント増)となった。
安倍晋三首相が進める経済政策「アベノミクス」への期待から円安・株高が続いていることや、北朝鮮核実験に断固とした対応を取ったことなどが評価され、支持率の高止まりにつながったとみられる。
調査は全国の成人男女2000人を対象に、個別面接方式で実施した。有効回収率は63.8%。
内閣支持の理由は、「首相を信頼する」19.5%、「政策が良い」19.4%、「リーダーシップがある」18.2%の順。不支持の理由で多かったのは、「期待が持てない」7.5%、「首相を信頼できない」6.1%、「政策がだめ」5.4%だった。
自民党以外の政党支持率では、与党の公明党が前月より1.0ポイント上昇して4.3%。一方、民主党は前月比1.3ポイント減の4.2%で、昨年12月の野党転落後で最低となった。以下、日本維新の会2.0%、みんなの党1.4%、共産党1.3%、生活の党0.2%、社民党0.2%、みどりの風0.2%。支持政党なしは56.8%だった。(2013/03/15-15:04)
≪再掲≫
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013021500502より、
内閣支持上昇、61%に=自民も堅調26%-時事世論調査
時事通信が8~11日に実施した2月の世論調査によると、安倍内閣の支持率は前月比7.4ポイント上昇し、61.4%となった。不支持率は同3.3ポイント減の17.5%。歴代内閣の大半は、支持率が2回目の調査で下落しており、上昇は麻生内閣(0.2ポイント)以来。上げ幅は第1次安倍内閣(0.1ポイント)や小泉内閣(5.6ポイント)を上回った。自民党の支持率も26.5%(同2.3ポイント増)と堅調だった。
安倍晋三首相が進める金融緩和などの経済政策により、円安・株高傾向が続いていることや、アルジェリア人質事件、中国軍艦艇によるレーダー照射など一連の危機管理への対応が評価され、支持を押し上げたとみられる。
調査は全国の成人男女2000人を対象に、個別面接方式で実施した。有効回収率は62.7%。
内閣支持の理由は、「首相を信頼する」20.8%、「他に適当な人がいない」19.7%、「政策が良い」15.9%、「リーダーシップがある」14.5%の順。不支持理由は「期待が持てない」8.9%、「首相を信頼できない」5.9%などだった。
自民党の支持率は、野党時代は10%台で推移したが、内閣支持率に連動して2カ月連続で2割を超えた。これに対し、民主党は同0.2ポイント増の5.5%とほぼ横ばい。以下は、日本維新の会3.3%、公明党3.3%、みんなの党2.2%、共産党1.4%、社民党0.5%、生活の党0.2%、国民新党0.1%と続き、支持政党なしは55.2%だった。(2013/02/15-15:02)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013021500754より、
内閣支持、異例の上昇=「アベノミクス」好感か-時事世論調査
時事通信の世論調査で、歴代5位の好スタートを切った安倍内閣が支持率を伸ばした。発足後初の1月調査から7.4ポイント増の61.4%。発足時をピークに下降線をたどる傾向が目立つ歴代内閣では異例だ。安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」が評価されているとの指摘がある一方、与党内には楽観を戒める声も上がっている。
「さらに緊張感を持った政権運営を心掛けていけば、大きな崩れはないと考えている」。自民党の石破茂幹事長は15日、取材に対し、内閣支持率の維持に自信を示した。
時事通信の調査では、1年前後の短命に終わった第1次安倍内閣以降の6内閣のうち、福田内閣と民主党の鳩山、菅、野田の各内閣は2回目の支持率が初回を下回った。第1次安倍、麻生両内閣は上げ幅0.1~0.2ポイントとほぼ横ばい。初回から2回目への上げ幅が7ポイントを超えたのは、調査を始めた池田内閣以来だ。
支持率急上昇の要因について、政府・与党では「過度な円高を脱しつつあり、景況感に明るい兆しが見られる」(石破氏)、「首相の言葉、期待感だけで円安になった」(公明党幹部)などと、アベノミクスへの評価との見方が多い。石破氏は内閣の危機管理が問われたアルジェリア人質事件、中国軍のレーダー照射、北朝鮮核実験を列挙し、「政府の対応が的確だった」とも指摘する。
ただ、実績を問われるのはこれからだという慎重な見方もある。公明党幹部は「今はまだある意味で何もしていない。参院選まで景気を維持し、実感が伴う景気回復にしないといけない」と語った。
自民党の支持率も26.5%と、1桁台に低迷する民主党(5.5%)など他党を圧倒。首相周辺では「参院選でねじれを解消できれば長期政権の芽が出てくる」との声も漏れる。一方、野党では勢いのあった日本維新の会は3.3%と、前月から1.3ポイント落とした。民主党中堅は「打つ手なしだ。党自体がなくなる」と危機感を示した。(2013/02/15-18:25)