北朝鮮ミサイル 「中国は何もしないのか」

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130413/amr13041303060000-n1.htmより、
産経新聞【主張】大統領の対北発言 暴挙中止への最後通告だ
2013.4.13 03:05 (1/2ページ)

 ミサイル発射強行の構えを見せ、威嚇を繰り返す北朝鮮に対し、オバマ米大統領が「国民と同盟国を守るため、必要なあらゆる措置をとる」と表明した。
 米政府の一貫した姿勢だが、今回の一連の危機が表面化してから、大統領が直接言及したのは初めてだ。軍事挑発の抑止に自ら乗り出した大統領の姿勢を歓迎したい。
 北にとって、大統領の警告は、暴走を思いとどまる最後の機会だ。直ちにミサイル発射を断念し、恫喝(どうかつ)をやめるべきだ。
 北朝鮮が核兵器を小型化し、弾道ミサイルに搭載する技術を、すでに開発したという見方も米国の一部でなされている。
 実戦配備済みの中距離ミサイル「ノドン」は、韓国、日本のほぼ全域を射程に収めており、これに核が搭載されるとなれば、日本は深刻な脅威にさらされる。
 大統領発言は、同盟国である日韓両国を防衛するために、実力行使も視野に、可能な限りの手段をとるという強い決意の表明だ。
 日本も、米韓両国と連携を密にし、自らの手でできることはためらうことなく実行すべきだ。
 大統領は北に対し、好戦的姿勢を改めるよう要求し、「朝鮮半島での紛争を望んでいる者はいない」として、外交手段で問題解決を図る考えを改めて強調した。
 ミサイル発射が差し迫ってなお、国際社会は、北に対話への呼びかけを続けている。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130413/amr13041303060000-n2.htmより、
2013.4.13 03:05 (2/2ページ)
 韓国の柳吉在統一相は、南北経済協力事業の開城工業団地の操業が中断した問題で、北当局者に対話を促した。緊張打開の糸口を最後まで探る朴槿恵政権の姿勢を評価したい。
 米政府は予定していた大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射実験を延期し、日本政府はミサイル迎撃のための破壊措置命令を発令したが公表しなかった。いずれも、北が過度に反応することを避けようとしたものだ。
 ケリー米国務長官は韓国、中国を経て訪日する。中国では、北がミサイル発射を思いとどまるよう、王毅外相らに働き掛けを要請するとみられる。
 北は米大統領の発言を、対話による解決への最後通告と受け止めるべきだ。拒否した場合、大統領発言が、どういう意味を持ってくるか、その真意をよく理解しなければならない。

http://www.nikkei.com/article/DGXDZO53927280T10C13A4EA1000/より、
日経新聞 社説 北朝鮮への圧力は十分か
2013/4/13付

 北朝鮮による核兵器とミサイルの脅しが、いっこうに止まる兆しがない。国際社会がいくら非難しても、馬耳東風である。暴走を抑えるには、効き目のある圧力を強めるしかない。
 「さらに孤立を招くだけだ」。主要8カ国(G8)外相会合は、北朝鮮にこう警告する議長声明を採択した。核とミサイルの開発について「最も強い言葉で非難する」と明記し、核放棄に応じるよう迫った。
 議長役のヘイグ英外相によると、北朝鮮がミサイル発射や核実験を強行すれば、重大な追加措置をとることでも各国が足並みをそろえたという。
 G8には米国をはじめ、英国とフランス、ロシアといった国連安全保障理事会の常任理事国が顔をそろえる。国連制裁のカギをにぎるこれらの国々が結束し、北朝鮮に厳しい議長声明を突きつけたことは、評価したい。
 ただ、北朝鮮を抑えるうえで、こうした文書がどこまで効果があるのかは、別の話だ。北朝鮮はこれまで国際社会の警告に耳を傾けず、自らが署名し、核放棄を約束した6カ国協議の合意文書すらも破ってきた。
 いまでは日本も含めた具体的な地名をあげ、攻撃を予告するに至っている。歯止めをかけるには、北朝鮮が挑発をためらうくらい、厳しい圧力をかける必要がある。
 だが、北朝鮮との経済交流が少ない日米欧には、制裁を強めるにしても選択肢が乏しい。やはり、北朝鮮の後ろ盾である中国による一層の圧力が欠かせない。
 中国もさすがに業を煮やし、最近は北朝鮮への輸出を減らすなど、一定の制裁に出ているようだ。それでも足りないことは、北朝鮮の行動が証明している。
 北朝鮮を追い詰めすぎれば、暴発し、さらに緊張が高まりかねない。中国はしばしばこう指摘し、過度な圧力を戒める。だが、北朝鮮はそんな配慮を逆手にとり、核武装に動いてきた。これ以上、同じ手口を許すことはできない。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130412/chn13041207140004-n1.htmより、
産経新聞【主張】北のミサイル 中国はまだ何もせぬのか
2013.4.12 03:29 (1/2ページ)

 北朝鮮のミサイル発射が差し迫っている。にもかかわらず、中国はまだ何もしないのか。
 中国は北に対する最大の支援国であり、6カ国協議の議長国だ。無法な核・ミサイル開発を断念させる力と責任を持っている。暴走阻止に「本気」を見せてほしい。
 北は先月初め、朝鮮戦争の「休戦協定完全白紙化」を表明し、威嚇を始めた。新型中距離弾道ミサイル「ムスダン」が日本海側で発射可能な状態となり、他の中・短距離ミサイルも配備されたと伝えられた。
 日米韓が迎撃ミサイル搭載のイージス艦を展開させ、発射に備えたのは当然であり、なおこの態勢を継続してほしい。
 こうした状況下で、中国外務省報道官は「朝鮮半島の非核化推進には各国に共同の責任がある」と述べた。中国の影響力行使を求める声を牽制(けんせい)したものだが、人ごとのような態度は許されない。
 中国にとって、北朝鮮は同じ社会主義国であり、米軍基地のある韓国との間の緩衝国家と位置づけられる。この見返りとして北にエネルギー、食糧を支援し、核・ミサイル問題で擁護してきた。
 だが、2月の3度目の核実験を受け、中国は態度を修正し、制裁を大幅強化する国連安保理決議の採択に同意した。国内でも核・ミサイル関連物資の北への出入りに目を光らせ始めた。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130412/chn13041207140004-n2.htmより、
2013.4.12 03:29 (2/2ページ)
 制裁の履行は、国連加盟国として当たり前の義務である。それ以上に中国に求めたいのは、挑発の制止のため、より積極的で実効性のある役割を果たすことだ。
 北の指導部にミサイル発射を強行した場合の結果の重大さを分からせてもらいたい。「エネルギーなどの支援停止」といった強力なカードも使えるはずだ。
 中国は、北は刺激するほど暴走するとの理屈で国際社会の非難からかばってきた。だが最近の北の動きは、そうした配慮がかえって核・ミサイルの開発へと暴走させてきたことを証明している。
 北の挑発制止への努力は、ロンドンで開かれた主要8カ国(G8)外相会合でも続けられ、日米外相は「両国で断固たる対応を継続したい」(岸田文雄外相)という点で一致した。
 日米韓を中心とした国際社会は中国に対し、従来の態度を改め、北への影響力を直接行使するようさらに厳しく迫るべきだ。

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