南スーダンPKO 活動地域拡大の「行動命令」

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130528/k10014894851000.htmlより、
南スーダンPKO 自衛隊の活動地域拡大
5月28日 14時7分

政府は、アフリカの南スーダンで展開している国連のPKO=平和維持活動について、現在、首都ジュバに派遣している自衛隊の活動範囲を周辺地域に広げることを決め、小野寺防衛大臣が自衛隊に対し活動地域を広げる命令を出しました。
南スーダンでは、国連のPKO=平和維持活動として、現在、首都ジュバで350人規模の陸上自衛隊の部隊が道路の整備などに当たっていますが、政府は国連の要請を踏まえ、活動範囲をジュバに隣接する東エクアトリア州と西エクアトリア州に広げることを決めました。
これを受けて、小野寺防衛大臣は28日、自衛隊に対し、活動地域を広げる「行動命令」を出しました。
このあと小野寺大臣は記者会見で、「活動を拡大する地域は治安も安定しており、安全に活動できると判断した。今後も南スーダンの国造りに協力していきたい。人員の拡大は今後の検討課題だ」と述べ、活動地域の拡大に伴って派遣する部隊の増員についても検討していく考えを示しました。
自衛隊は、来月以降、ジュバ周辺地域の状況を詳しく調査したうえで、年末から本格的な活動に当たることにしています。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013052800160より、
南スーダンPKO拡大決定=政府

 小野寺五典防衛相は28日午前、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき南スーダンに派遣している陸上自衛隊の活動範囲を拡大することを決め、自衛隊に対する行動命令を一部変更した。これにより首都ジュバと周辺に限られている実施地域が、ジュバのある中央エクアトリア州と、隣接する東西エクアトリア両州の南部3州に拡大される。
 防衛相は同日の記者会見で、南部3州の治安は安定しているとした上で、「部隊の活動に何ら支障がない。南スーダンの国造りに協力していきたい」と強調した。
 国連南スーダン派遣団(UNMISS)への自衛隊派遣は2012年1月に始まった。現在は施設部隊を中心に約350人が道路整備などを担っている。新たな活動地域では6月から準備に着手し、年末にも一部地域で本格的な活動を始める予定。活動範囲拡大に伴って派遣隊員の増員も検討する。(2013/05/28-12:22)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013052801001435.htmlより、
南スーダンのPKO拡大 派遣部隊増員も検討
2013年5月28日 10時51分

 菅義偉官房長官は28日午前の記者会見で、南スーダンの国連平和維持活動(PKO)に関し、陸上自衛隊の活動地域を拡大すると発表した。今後、国連側と調整し、派遣部隊の増員を検討する方針だ。
 現在は首都ジュバとその周辺で約330人が活動しているが、新たにジュバを含む中央エクアトリア州と、東エクアトリア、西エクアトリア両州を加える。小野寺五典防衛相は同日、活動範囲を変更する自衛隊行動命令を出す。
 菅氏は会見で「国連から自衛隊の活動地域拡大の要望を受け調整した結果、幹線道路や滑走路の補修などのニーズが明らかになった」と説明した。(共同)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130524/k10014814441000.htmlより、
南スーダンPKO 陸自の活動範囲拡大へ
5月24日 13時20分

政府は、自民党の部会で、アフリカの南スーダンで展開している国連のPKO=平和維持活動について、国連の要請を踏まえ、現在、首都ジュバに派遣している陸上自衛隊の活動範囲を、年末から周辺地域に広げる方針を示しました。
これは24日朝に開かれた自民党の外交・国防合同部会で、政府側が示したものです。
それによりますと、政府は、国連のPKO=平和維持活動として、現在、南スーダンの首都ジュバに350人規模の陸上自衛隊の部隊を派遣し、道路の整備などに当たらせていますが、治安上の問題はないとして、活動範囲をジュバに隣接する東エクアトリア州と西エクアトリア州に広げる方針です。
これについて、左藤防衛政務官は「国連からの要請を踏まえ、活動地域の拡大が実現すれば、南スーダンの国造りに一層貢献できると確信している」と述べ、理解を求めました。
また、会合で政府側は、来月以降、現地の状況について詳しい調査を行ったうえで、年末からジュバの周辺地域での本格的な活動を始める計画であることや、小野寺防衛大臣による現地視察を検討していることなどを説明しました。

http://www.asahi.com/politics/update/0524/TKY201305240055.htmlより、
2013年5月24日11時21分
南スーダンPKO、陸自の地域拡大 バングラ軍撤退補う

 安倍内閣は24日、南スーダンで国連平和維持活動(PKO)にあたる陸上自衛隊の活動地域を広げる方針を決めた。現在は首都ジュバ周辺だが、東、西エクアトリア両州を担当するバングラデシュ軍の年内撤退に伴い、その地域を補う。自衛隊がPKO中に活動地域を広げるのは初めて。
 内閣府幹部らが自民党外交・国防合同部会で説明した。日本は昨年1月から南スーダンPKOに陸自施設部隊約330人を派遣。バングラデシュ軍撤退をふまえ、国連から活動地域を広げるよう要請されていた。
 政府が現地を調査し、治安に大きな問題はなく、道路や滑走路の補修など施設部隊ができる仕事があると確認した。活動地域拡大のため、小野寺五典防衛相が来週中に自衛隊行動命令を変更する。6月から現地で準備を始め、年末に活動を本格化。派遣人数を増やす可能性もあるという。
 スーダンの内戦・停戦には米国が深く関わってきたため、南スーダンでの自衛隊の活動拡大には日米同盟強化の面もある。自衛隊のPKOはハイチ、ゴランでの活動が終わり、2月までに隊員は帰国。いまは南スーダンのみで活動中だ。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013052400235より、
PKOの活動区域拡大=政府、南スーダンで

 政府は24日、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき南スーダンに派遣している陸上自衛隊の活動区域を拡大する方針を決めた。国連の要請に応じたもので、同日の自民党外交・国防部会で左藤章防衛政務官が明らかにした。
 国連南スーダン派遣団(UNMISS)への自衛隊派遣は2012年1月に始まり、現在は施設部隊を中心に約350人が同国南部の首都・ジュバとその周辺地域で活動。道路や空港整備などを担っている。これを、東エクアトリア州と西エクアトリア州に拡大。6月から両州で準備活動を始め、年末から本格的な活動を行う予定だ。
 部会に出席した城内実外務政務官は「拡大された活動地域での安全確保に最大限の注意を払う」と強調した。(2013/05/24-10:21)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013052001002755.htmlより、
南スーダン東部で24人死亡 軍と反政府勢力が戦闘
2013年5月21日 00時38分

 【ナイロビ共同】南スーダン東部ジョングレイ州で19日、同国軍と反政府武装勢力の戦闘があり、軍報道官は20日、軍兵士4人と同武装勢力20人の計24人が死亡したことを明らかにした。AP通信が伝えた。軍は、反政府勢力に掌握されていたエチオピア国境付近の町を奪還したという。
 武装勢力は昨年、同州で蜂起。南スーダン政府は、同州からエチオピアに向かう石油パイプライン新設計画を妨害するためにスーダンが同勢力を支援していると非難。スーダンは否定している。
 国連平和維持活動(PKO)で日本の陸上自衛隊部隊が展開中の首都ジュバと同州は、距離が離れている。

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201305/2013050100488より、
陸自の活動地域拡大を検討=南スーダンPKO-西村内閣府副大臣

 【ワシントン時事】訪米中の西村康稔内閣府副大臣(国際平和協力活動担当)は30日のワシントン市内での記者会見で、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づき南スーダンに派遣している陸上自衛隊の活動地域を拡大する方向で検討していることを明らかにした。
 日本は2011年に国連南スーダン派遣団(UNMISS)への自衛隊派遣を決定。現在は施設部隊などとして約350人を送り込んでいるが、活動地域は首都ジュバとその周辺に限られている。
 西村氏によると、29日にニューヨークの国連本部でミュレPKO局次長と会談した際、自衛隊の活動範囲拡大を要請され、現地の治安情勢を勘案した上で前向きに検討する考えを伝えた。西村氏は近く南スーダンに視察に入る予定。(2013/05/01-14:33)

http://sankei.jp.msn.com/world/news/130410/mds13041000010000-n1.htmより、
PKO部隊銃撃、12人死亡 南スーダン、陸自は無事
2013.4.9 23:59

 南スーダン東部ジョングレイ州で9日、国連平和維持活動(PKO)に従事する兵士5人と民間人7人の計12人が何者かの襲撃を受けて死亡した。PKO報道官が明らかにした。インド外務省によると、死亡した兵士5人はインド人。
 報道官は他に9人が負傷したとしている。南スーダンの首都ジュバには、PKOで陸上自衛隊部隊が展開しているが、陸自部隊によると、隊員は巻き込まれておらず、全員無事。
 移動中のPKOの車列を反政府武装集団が待ち伏せし、銃撃したもよう。(共同)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20121016/k10015777991000.htmlより、
南スーダン派遣 1年間延長へ
10月16日 13時16分

政府は16日の閣議で、アフリカの南スーダンで展開している国連のPKO=平和維持活動に参加している陸上自衛隊の施設部隊の派遣期間を、来年10月まで1年間延長することを決めました。
政府は、アフリカの南スーダンで展開している国連のPKO=平和維持活動に330人規模の陸上自衛隊の施設部隊を派遣しており、部隊は首都のジュバで道路や排水溝などの社会基盤を整備する活動を続けています。
国連が、このPKOの活動期間を1年間延長して来年7月までと決めたことを受けて、政府は16日の閣議で、今月末までとなっている派遣期間を来年10月末まで1年間延長することを決めました。南スーダンでは、ことしに入ってから隣国のスーダンとの間で武力衝突が続いていますが、政府は、自衛隊が活動しているジュバは国境からおよそ500キロ離れていて、活動に支障はないとしています。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2012101600232より、
南スーダンPKOを1年延長

 政府は16日午前の閣議で、国連平和維持活動(PKO)協力法に基づく国連南スーダン派遣団(UNMISS)への自衛隊派遣を、2013年10月末まで1年延長することを決めた。自衛隊が活動する首都ジュバやその周辺について「治安情勢は平穏」(政府関係者)として、活動の継続に問題はないと判断した。
 政府は昨年12月、南スーダンの国造りを支援するため、PKO派遣を閣議決定。現在は司令部要員3人と、施設部隊など約350人を送り込んでいる。施設部隊は、道路補修や土地造成などのインフラ整備に当たっている。(2012/10/16-10:22)

http://mainichi.jp/select/news/20120928k0000m030030000c.htmlより、
南北スーダン:国境に非武装地帯 両大統領が合意
毎日新聞 2012年(最終更新 09月27日 19時22分)

 【カイロ服部正法】国境地帯での衝突が続いてきたアフリカ東部スーダンと南スーダンが26日、国境地帯に非武装緩衝地帯を設置することで合意した。これにより南スーダン側での石油生産が再開される見通しとなったが、課題の係争地の帰属や国境画定などでは合意できず、衝突の火種は残されたままだ。
 エチオピアの首都アディスアベバでスーダンのバシル、南スーダンのキール両大統領が合意した。
 南スーダンは昨年7月にスーダンから独立したが、両国経済の要である石油を巡り、油田の4分の3がある南側と、パイプラインでつながれる輸出港を持つ北側が、石油収入の分配比率交渉を重ねてきた。
 しかし、スーダン側が提示するパイプライン使用料を南側が「高すぎる」と拒絶。スーダン側が南からの石油を接収すると、南側は今年1月、石油生産を停止。両国経済は悪化し、3月以降、国境地帯での両国軍の衝突が頻発していた。

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