参院選 各党が声明など発表

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130721/k10013182232000.htmlより、
参議院選挙 投票始まる
7月21日 7時11分

第23回参議院選挙は、自民・公明両党が参議院でも過半数を獲得し、衆参のねじれが解消されるのかを焦点に、一部の地域を除いて午前7時から、全国4万8000か所余りの投票所で投票が始まりました。
今回の参議院選挙には、全国47の選挙区に271人が立候補しているほか、比例代表には12の政党と政治団体が名簿を届け出て162人が立候補しており、選挙区と比例代表を合わせて、121の定員に対し433人が立候補しています。
投票は、繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、全国4万8000か所余りの投票所で、午前7時から始まりました。
全体のおよそ35%に当たるおよそ1万7000か所の投票所で投票終了時間が繰り上げられるほかは、午後8時に投票が締め切られ、即日開票されます。
総務省のまとめによりますと、19日までに期日前投票を行った人は全国で合わせて1060万4000人余りで、前回、3年前の参議院選挙の同じ時期と比べて104万人余り、率にして11%増えています。
今回の選挙では、安倍総理大臣が進める経済政策をはじめ、半年余りの安倍内閣の政権運営に対する評価などを争点に、論戦が繰り広げられてきました。
自民・公明両党が参議院でも過半数を獲得し、衆参のねじれが解消されるのか、それとも民主党など野党側がこれを阻止するのかが焦点となっています。
新藤総務大臣は参議院選挙の投票日にあたって談話を発表し、「有権者の皆さんには、参議院選挙の持つ重要な意義を十分に理解したうえで、こぞって投票に参加し、貴重な1票を大切に行使することを切望します。また、選挙の投開票の事務に従事する方々は、厳正かつ公正に選挙の管理執行に万全を期すようお願いします」としています。

NHKの開票速報は午後7時55分から
NHKでは参議院選挙の開票速報を、午後7時55分から、総合テレビと、ラジオ第1、FMでお伝えします。
また、当選・当確者や最新の開票状況は、インターネットや携帯電話、それに総合テレビとBS1のデータ放送でもご覧いただけます。
インターネットは、NHKのホームページからアクセスしてください。
タブレット端末やスマートフォンでもご覧いただけます。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130721/k10013181781000.htmlより、
参院選 各党が声明など発表
7月21日 5時21分

参議院選挙の投票日にあたって、各党は声明などを発表しました。

自民党
自民党は「政権復帰後、僅か半年の間に経済は好転し、明るい兆しが出てきた。各地で経済再生への期待を強く感じると同時に、『まだ景気回復の実感がない』という声もあり、政策を迅速に進めていかなければならない。自民党は今回の選挙を、衆参のねじれを解消し、安定した政治を実現するための戦いと位置づけており、より多くの有権者に賢明な判断をいただけると確信している」としています。

民主党
民主党は「衆参のねじれ解消がもたらすのは、政治の安定ではなく、安倍政権の暴走であり、賃金上昇なき物価高、雇用のさらなる不安定化、医療・介護の負担増など、格差を拡大させる政策の数々だ。暴走に歯止めをかけられるのは民主党だけであり、社会を支える中間層を厚く豊かにして、暮らしを守る力になる」としています。

日本維新の会
日本維新の会は「いかなる結果であろうと真摯(しんし)に受け止め、これからもしっかりと政策を訴え続けていく。日本維新の会は既得権益にとらわれない唯一の政党であり、日本社会を大きく変えるためにも、規制改革、地方分権改革、社会保障改革、憲法改正などを推し進める挑戦を続ける」としています。

公明党
公明党は「実感できる景気回復を実現し、復興を加速させ、日本再建を本格軌道に乗せるには、何よりも安定した政治の力が必要だ。国民目線で政策を考え実現する公明党が、持ち味を生かして連立政権のかじ取り役を担ってこそ、真の意味で政治の安定につながる」としています。

みんなの党
みんなの党は「日本を成長国家にするには、セーフティーネットを整備しつつ、統制型の経済から市場型の経済に転換していく『闘う改革』が必要だ。消費増税を凍結して景気回復を確実にし、電力・農業・医療分野の『闘う成長戦略』を実現する」としています。

生活の党
生活の党は「自公政権による政治で、雇用の非正規化や消費税増税、原発再稼働、TPPへの参加などが強行され、社会全体の不公正・格差が拡大し、国際的孤立感も確実に強まる。生活の党は、国民の命と暮らしと地域をしっかり守る」としています。

共産党
共産党は「国民の所得や雇用を基本に据えた経済政策か、財界本位のアベノミクスかなど、どの争点でも自共対決が鮮明になり、共産党は安倍政権の暴走にストップをかけられる確かな党だという信頼と期待が有権者の中に広がっている」としています。

社民党
社民党は「国民より国家、日本よりアメリカ、命より電力会社を優先する安倍政治に対する不満と怒りは確実に高まっている。憲法改悪と戦争への道を許さず、誰もが安心して暮らせる、優しい社会の実現を目指す」としています。

みどりの風
みどりの風は「原発再稼働、TPP推進、消費増税、憲法改正などの自民党政治の先に、どんな日本が待っているのか、気付いていない国民が大勢いる。持続可能で、真に豊かな日本を実現する日まで戦い続ける」としています。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072100005より、
参院選で各党が声明【13参院選】

 与野党は21日の参院選投開票に当たり声明を発表した。
 自民党 今回の選挙を、ねじれを解消し安定した政権を実現するための戦いと位置付け、政策、理念を訴えてきた。この選挙に勝利することが、わが党の国家に対する責務だ。

 民主党 自民党勝利の後に待ち受けているのは、賃金上昇なき物価高など格差を拡大させる政策だ。歯止めをかけられるのは責任を持った野党第1党の民主党だけだ。暮らしを守る力になる。

 公明党 議席の数だけでは政治は安定しない。国民目線で政策を実現する公明党が勝利し、持ち味を生かして連立政権の「かじ取り役」を担ってこそ、真の意味での政治の安定につながる。

 みんなの党 自民党の先祖返りを許すか改革を進めるか。日本を名目4~5%の成長国家にするためには戦う改革が必要だ。政治を諦めず、てこの原理を働かせる数を与えてほしい。

 生活の党 政治の大転換を強く訴えてきた。次の衆院総選挙で国民の命と暮らしと地域を守ることができる政権を必ず実現する。今度の参院選はそのための足場を確保する大事な戦いだ。

 共産党 (選挙戦では)「自民と対決・対案を示す」を貫いてきた。「自共対決」が鮮明になり、安倍政権の暴走にストップをかけられる確かな党という信頼と期待が広がっている。

 社民党 安倍政治に対する不満と怒りは確実に高まっている。生活が上向いている実感もない。暮らしと雇用を立て直し、憲法改悪を許さず、「やさしい社会」の実現を目指す。

 みどりの風 日本を変えたいと訴えてきた。自民党政治の先にどんな日本が待っているのか、まだ気付いていない方が大勢いる。持続可能で真に豊かな日本を実現する日まで戦い続ける。

 日本維新の会 既得権益にとらわれない唯一の政党だ。日本社会を大きく変えるためにも「規制改革」「地方分権改革」「社会保障改革」「憲法改正」という改革を推し進める挑戦は続く。
(2013/07/21-00:21)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072001001659.htmlより、
首相、最終の演説で改憲訴え 「誇りある国へ」
2013年7月20日 21時57分

 安倍晋三首相(自民党総裁)は20日夜に東京・秋葉原で行った参院選の最終演説で、これまでほとんど言及していなかった憲法改正への意欲を表明した。「誇りある国をつくるためにも憲法を変えていこう。皆さん、私たちはやります」と訴えた。
 首相は6日の大阪、京都両市での街頭演説で「憲法改正に挑んでいく」などと述べたが、公示後の街頭演説を通じて異例の言及となった。争点を経済に絞るために改憲の持論を封印していたが、秋葉原に保守層の若者が集まったと判断して決意を示したとみられる。(共同)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130720/k10013177651000.htmlより、
参院選 各党首らが最後の訴え
7月20日 21時20分

第23回参議院選挙は選挙戦最終日を迎え、各党の党首らは、激戦となっている選挙区などを中心に最後の訴えを行いました。
今月4日に公示された参議院選挙は、自民・公明両党が参議院でも過半数を獲得し、衆参のねじれが解消されるのかを焦点に、選挙戦が繰り広げられてきました。
選挙戦最終日の20日、各党の党首らは、激戦となっている選挙区などに入り、最後の訴えを行いました。
街頭演説などができるのは午後8時までで、党首らは、それぞれの政策や主張を掲げて、有権者に支持を呼びかけたほか、党首や候補者らは、今回の参議院選挙から解禁されたインターネットを利用して、残された時間のぎりぎりまで支持の拡大を目指すことにしています。
21日は繰り上げ投票が行われた離島など一部の地域を除いて、全国4万8000か所余りの投票所で午前7時から投票が始まります。
全体のおよそ35%に当たるおよそ1万7000か所の投票所で投票終了時間が繰り上げられるほかは、午後8時に投票が締め切られ、即日開票されます。

自民・安倍首相
自民党総裁の安倍総理大臣は、東京・大田区で、「私たちの次元の違う経済政策によって、間違いなく実体経済はよくなっている。民主党政権が3年間かかってできなかったことを、私たちはなんとか半年でやり遂げることができた。また、女性の力は日本を元気にする。2年間で20万人、5年間で40万人分の保育の受け皿を作ることで、日本から『待機児童』ということばはなくなっていく。こうしたことを全部しっかりと前に進めていけば、日本はもっと成長し、10年間で1人当たりの国民総所得を150万円増やすこともできる。70年代、80年代の日本人にそれができて、今の私たちにできないはずはない。要はやるかやらないかだ。再び世界一を目指していこう」と訴えました。

民主・海江田代表
民主党の海江田代表は、神戸市で、「自民党は、国会のねじれを解消する選挙だと言っているが、民主党は、どうあっても、しっかりした野党の一角を占めなければならない。安倍総理大臣の経済政策は、確かに今、うまくいっているかに見えるが、大変危うい。一番心配しなければいけないのは、国債の金利が上がることだ。金利が上がって、国債が暴落し、もう一回、かつてのバブル崩壊後の金融危機が日本にやってくる。昨年暮れから6か月余り、民主党なりに努力をしてきた。まだ創生、改革の途上ではあるが今度の参議院選挙で、民主党が負けるわけにはいかない」と訴えました。

維新・橋下共同代表
日本維新の会の橋下共同代表は大阪・堺市で、「世の中にさまざまな既得権があるなかで、それを打ち壊していく大改革をしないと、みなさんの給料は絶対に上がらないし、既得権と結びついた政党に、そのような大改革は絶対にできない。利権や業界団体を守るような政治をやってきた自民党に、これからも政治を委ねるのは少し違うということを全国に言いたい」と訴えました。

公明・山口代表
公明党の山口代表は、さいたま市で、「自民・公明両党がそれぞれの持ち味を出して、国民の声をしっかり受け止めていることが、安心できる政治を進められる理由だ。先の国会で、野党は電気事業法の改正案を廃案にしたが、国民のために衆参のねじれを生かそうとしない野党に、政治やエネルギーの将来は任せられない。ねじれ解消のために与党を勝たせてもらいたい」と訴えました。

みんな・渡辺代表
みんなの党の渡辺代表は、埼玉県所沢市で、「日本の成長分野である、電力、農業、医療などの分野には、膨大な既得権益と岩盤のような規制がある。みんなの党は、こうした岩盤の構造にメスを入れていく。自慢ではないが、われわれには、お金も組織も支援団体もない代わりに、しがらみもないので徹底した改革ができる」と訴えました。

生活・小沢代表
生活の党の小沢代表は、広島市で、「個人消費を拡大させることが本当の景気対策であり、そのためには個人の所得を増やし、将来の安定を図ることだ。危うい政治を実行している安倍政権と、国民の生活を守る立場から対決していかなければならない」と訴えました。

共産・志位委員長
共産党の志位委員長は埼玉県川越市で、「安倍政権の国民の利益を無視した暴走を止める力を持ち、自民党と正面から戦っている政党は、共産党しかない。国民すべてが安心して希望を持って生きることができる平和な日本を一緒に作ろう」と訴えました。

社民・福島党首
社民党の福島党首は、さいたま市で、「1%の大企業のためではなく、99%の中小企業とそこで働く人たちのために、消費税増税に反対し、年金を守る。雇用を立て直す。そうしたことこそをやっていく」と訴えました。

みどりの風・谷岡代表
みどりの風の谷岡代表は、愛知県大府市で、「大企業がため込んでいるお金を現場で働く1人1人にまで行き渡らせるのが健康な社会だ。格差の小さな日本社会を取り戻したい」と訴えました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072000253より、
「ねじれ」「経済」で火花=党首が最後の舌戦【13参院選】

 参院選最終日の20日、各党の党首は候補者が激しく争っている選挙区を重点的に回り、支持を訴えた。21日の投開票を前に、衆参のねじれ解消や経済政策をめぐり最後の舌戦を繰り広げた。
 安倍晋三首相(自民党総裁)は重点区の山形県と東京都で街頭演説した。締めくくりとなったJR秋葉原駅前では「10年間で1人当たりの国民総所得を150万円増やしていく」と、経済政策「アベノミクス」に取り組む考えを強調。持論の憲法改正にも触れ、「自民党は日本人の命と領土・領海を断固として守りたい。誇りある国を造るためにも憲法を変えていこう」と意欲を示した。
 民主党の海江田万里代表は広島、兵庫、大阪の3府県でマイクを握った。最後の大阪市では「安倍政権になって正規雇用が減り、賃金も下がった」とアベノミクスを批判。「民主党が中心となって自民党と対峙(たいじ)しないといけない」と、与党過半数阻止に向け支援を求めた。
 首都圏の3都県を回った公明党の山口那津男代表は、JR渋谷駅前で「ねじれを解消して、政治を前に進める道を切り開きたい」と強調。みんなの党の渡辺喜美代表は埼玉県所沢市で「自民党がぼろ勝ちすると、消費増税のスケジュールが進んでいく」と述べ、来年4月に予定される税率引き上げの阻止を訴えた。
 生活の党の小沢一郎代表は新潟市で街頭演説し、「安倍内閣は強者の論理で政治を行い、民主党は追随している」と二大政党を批判。共産党の志位和夫委員長は埼玉県のJR川越駅前で憲法改正や原発再稼働への反対論を展開、「(政府・与党の)暴走を止める力を持っているのは共産党しかない」と声を張り上げた。
 社民党の福島瑞穂党首はさいたま市で「今度の選挙は安倍自民党の暴走を止める選挙だ」と指摘し、みどりの風の谷岡郁子代表は名古屋市で「原発のない日本をつくりたい」と声をからした。
 日本維新の会の橋下徹共同代表は地元大阪府を中心に駆け回り、堺市では「参院選後、自民党は巨大な勢力になる。しっかりした野党をつくらないといけない」と呼び掛けた。(2013/07/20-21:02)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013072001001545.htmlより、
参院選で各党党首、最後の訴え 首相は「景気良くなる」と強調 
2013年7月20日 20時34分

 参院選は20日、選挙戦最終日を迎え、安倍政権の経済政策「アベノミクス」をめぐり、安倍首相(自民党総裁)が「景気は良くなる」と強調したのに対し、民主党の海江田代表は「景気が持続的に回復するのか大きな疑問だ」と批判。与野党の各党首がそれぞれの重点区で最後の訴えをした。
 公明党の山口代表は「国会のねじれを解消して政治の安定をつくり出す」と述べた。日本維新の会の橋下共同代表は、選挙後の野党再編を呼び掛けた。
 みんなの党の渡辺代表は「改革派が絶滅した自民党には何もできない」と「改革色」を前面に打ち出した。共産党の志位委員長は、増税反対を唱えた。(共同)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072000220より、
参院選21日投開票=安倍政権に審判-夜に大勢判明【13参院選】

 第23回参院選は21日、投開票される。昨年12月の第2次安倍内閣発足後初の大型国政選挙で、安倍晋三首相の経済政策「アベノミクス」への評価を中心に、約7カ月間の政権運営に対する有権者の審判が下る。自民、公明両党が非改選議席と合わせて過半数を回復し、衆参の「ねじれ」が解消されるかが焦点だ。同日夜には大勢が判明する。
 参院選は、改選121議席(選挙区73、比例代表48)に対し、選挙区271人、比例162人の計433人が立候補して争われた。過半数は122議席。自公両党の非改選議席は59のため、両党で63議席を確保すれば過半数に達する。
 自民党は選挙戦で、政権復帰以降に各種経済指標が好転したことなどを挙げ、政権の実績をアピール。本格的な経済再生には政治の安定を実現する必要があるとして、「ねじれ解消」を訴えた。公明党もねじれ解消の必要性を強調するとともに、「庶民目線」での政策実現を唱え、中小企業支援や女性・若者の積極活用を掲げた。
 一方、民主党はアベノミクスの「負の側面」を指摘し、「国民生活が破壊される」と政権批判を展開。公的給付の充実により家計を支援し、「厚く豊かな中間層」を実現させると主張した。みんな、日本維新の会両党は自らを「改革勢力」と位置付け、徹底した規制緩和などを唱えて無党派層の取り込みを目指した。
 共産党は「安倍政権の暴走を阻止する」をスローガンに消費増税阻止、原発再稼働中止を訴え、生活、社民、みどりの風の各党も支持拡大を呼び掛けた。
 投票は、全国4万8777カ所で原則として21日午前7時から午後8時まで行われ、この後直ちに開票が始まる。離島など一部では20日までに繰り上げ投票が行われた。(2013/07/20-17:16)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013072000190より、
スピードか熟慮か=参院選投票を前に考える【13参院選】

 21日は第23回参院選の投票日だ。自民、公明両党が過半数を制し、焦点だった衆参の「ねじれ」解消が予想されている中、有権者はスピード感のある政策展開を是とするのか。あるいは政権の政策をチェックする抑制的な機能を重視するのか。今回の一票はことのほか重い意味を持ちそうだ。

 ◇米大統領の疑問
 「もし衆参でねじれが生じた場合、どうやったら日本のシステムはうまく機能するのか」。1989年6月、当時のブッシュ米大統領(父)がホワイトハウスを訪ねてきた故三塚博外相にこう問いかけた。米政府が最近機密指定を解除した議事録にやりとりが残っている。
 三塚外相は「ご指摘の点はきちんと考えねばならない」などとあいまいに答えたが、1カ月後に行われた参院選で自民党は大敗。この後、参院で単独過半数を占めた政党は一つもない。
 米大統領の疑問から24年。不安定な状況が断続的に続く中で日本の政治システムはうまく機能したのか。
 法政大学の杉田敦教授は「なぜねじれが生じたのかということを考えるべきだ。もし人々が一貫して政府与党に全面委任でいいと思っていたらねじれは起きない。有権者はこれまであえてねじれを生じさせてきたともいえる。これは政治を暴走させないという民意だったのではないか」と話す。
 日本の場合は一部の例外を除いて衆参両院の権能があまり変わらず、ねじれが生じると国会運営が難しくなる。チェック機能が発揮されたとも解釈できる一方、与野党が党利党略を優先、参院が本来の機能を果たせず、「決められない政治」という表現も定着した。このため、与党側は「ねじれ解消」を強く訴える。

 ◇テーマは「負担の分配」
 しかし、衆参の多数派が異なることのみが原因で政治に停滞感が生じるのか。
 「税金は少なく、ベネフィット(受益)は大きくという矛盾する要求について、政党も国民もうまく整理できないまま判断を先送りしてきた」
 東京大学の佐々木毅名誉教授がこう指摘するように、「決められない」のはねじれにだけ原因があるのではない。かつての「パイの分配」から少子高齢化に伴う「負担の分配」が政治の主要テーマになってきたためでもある。さらにグローバル化する経済の中で、一国の政策だけでは有権者の要望に即応できないという事情もある。
 先月幕を閉じた通常国会の法案成立率は8割を超え、徹底した議論を意味する「熟議」という言葉も政治家の口に上り始めた。議会運営の工夫次第では「決める」こともできるはずだ。同時に社会保障費を中心に高まる歳出圧力に対処できなければ政治は前に進まない。
 「ねじれが解消されれば、日本はうまく機能するのか」
 「ねじれが続いた場合、参院が良識の府に戻れるのか」
 24年前の米大統領とは別の疑問が、今私たちに突き付けられている。(時事通信社解説委員長・軽部謙介)。(2013/07/20-14:51)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130720/k10013173261000.htmlより、
参院選あす投票 最後の訴え
7月20日 12時10分

第23回参議院選挙は、投票日が21日に迫り、選挙戦最終日の20日、各党の党首や候補者は、最後の訴えを続けています。
今月4日に公示された参議院選挙には、選挙区と比例代表あわせて、121の定員に対し、433人が立候補し、自民・公明両党が、参議院でも過半数を獲得し、衆参のねじれが解消されるのかを焦点に選挙戦が繰り広げられています。
17日間にわたる選挙戦も、残すところ、一日となり、各党の党首や候補者は、週末で賑わう繁華街や駅前などを回って、支持の拡大を図っています。
また各地では、21日の投票日に向けて、投票所の設営作業が進められています。
このうち、広島市中区の幟町小学校の体育館では、市の職員など9人が床にシートを敷いたあと、投票用紙に候補者や政党の名前を書く記載台を設置したり、選挙区と比例代表それぞれの投票箱を組み立てたりしていました。
また、暑さへの対策のため、扇風機も設置していました。
街頭演説などができるのは、20日午後8時までで、各党の党首や候補者は、それぞれの政策や主張を掲げて、有権者に支持を呼びかけるほか、今回の参議院選挙から解禁されたインターネットを利用して、残された時間のギリギリまで、支持の拡大を目指すことにしています。

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