改憲は「ナチスの手口に学べ」麻生副首相

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013080100859より、
麻生氏発言、政権に動揺=撤回も幕引き不透明

 麻生太郎副総理兼財務相が1日、憲法改正に関し、ナチス政権の手法を引き合いに「あの手口に学んだらどうか」とした自らの発言を撤回した。国内外で批判の声が広がり、安倍政権として早期の幕引きを目指した形だ。ただ、野党は国会で追及する構えを見せている。国際問題にも発展したことで、参院選圧勝で勢いづく政権は想定外の「難題」を背負い込んだ。
 「あしき例としてナチス政権下の経緯を挙げた。ただ、誤解を招く結果となったので、撤回したい」。麻生氏は1日午前、財務省に登庁した際、玄関で待ち構えていた記者団の前でコメントを読み上げた。菅義偉官房長官は直後の記者会見で「内閣としてナチス政権を肯定的に捉えることは断じてない」と強調した。
 問題となった発言は7月29日、東京都内での講演で飛び出した。「ある日気が付いたら、ワイマール憲法もナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」との内容だ。
 麻生氏は「憲法改正は落ち着いて議論することが重要だと強調する趣旨」としているが、社民党は31日、麻生氏の議員辞職を要求。米国のユダヤ系人権団体や中韓両国も発言を強く非難する事態に発展し、首相官邸でも「発言の意味が分からない」(関係者)と、釈明で乗り切るのは困難との見方が広がった。
 政権の危機管理を一手に担う菅氏は、31日午前の記者会見では「麻生氏が答えるべきだ」と述べるにとどめていた。しかし、内外からの反発に危機感を強めたとみられ、同日中には麻生氏に電話で「(発言が)誤解を受けている。考えを述べたらどうか」と進言。麻生氏は「意図と全く違う。撤回する」と伝えた。菅氏から経過報告を受けた安倍晋三首相も「撤回は当然だ。早い方がいい」と応じたという。
 もっとも、麻生氏は発言を撤回したものの、謝罪はしておらず、批判は収まりそうにない。民主党の海江田万里代表は1日の役員会で「撤回して済む問題ではない」とした上で、「首相の任命責任も厳しく追及していきたい」と表明した。
 日本維新の会の小沢鋭仁国対委員長も「極めて重大かつ深刻な発言だ」として、麻生氏出席の下で衆院予算委員会の集中審議などを行うよう自民党の鴨下一郎国対委員長に要求。共産党の志位和夫委員長は「『学んだらどうか』と述べたのに『あしき例として言及した』との弁明は到底成り立たない。国会で政治責任を追及していく」と強調した。(2013/08/01-19:01)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013080100794より、
麻生氏のコメント全文

 麻生太郎副総理兼財務相が1日発表したコメント全文は次の通り。
 7月29日の国家基本問題研究所月例研究会における私のナチス政権に関する発言が、私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾である。
 私は、憲法改正については、落ち着いて議論することが極めて重要であると考えている。この点を強調する趣旨で、同研究会においては、喧騒(けんそう)にまぎれて十分な国民的理解および議論のないまま進んでしまったあしき例として、ナチス政権下のワイマール憲法にかかる経緯を挙げたところである。私がナチスおよびワイマール憲法にかかる経緯について、極めて否定的にとらえていることは、私の発言全体から明らかである。ただし、この例示が、誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示として挙げたことは撤回したい。(2013/08/01-18:04)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013080100788より、
麻生氏の発言要旨

 麻生太郎副総理兼財務相が7月29日に東京都内で行った講演での発言要旨は次の通り。
 憲法改正も、護憲と叫んでいれば平和が来るなんて思ったら大間違いだし、改憲できたからといって世の中が全てうまくいく、(と考えるのは)全然違う。改憲は単なる手段で、目的は国家の安寧とわれわれの生命財産の保全だ。この手段をどうやって現実的にするかというとき、狂騒の中で決めてほしくない。よく落ち着いた世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない。
 ドイツのヒトラーは民主主義によって議会で多数を握って出てきた。ワイマール憲法という当時欧州で最も進んだ憲法下でヒトラーは出てきた。憲法がよくてもそういうことがあり得ることは頭に入れておかないといけない。憲法改正を静かに、きちんと考えてほしい。
 靖国神社も静かに参拝すべきだ。国民のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わないほうがおかしい。いつから騒ぎになったのか。マスコミ(のせい)だ。騒がれたら中国も騒がざるを得ない。韓国も騒ぐ。だから静かにやろう。
 憲法もある日気が付いたら、ワイマール憲法もいつの間にナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かないで変わった。あの手口、学んだらどうかね。「いい憲法」「これは」とみんな納得してあの憲法は変わっているから。僕は民主主義を否定するつもりも全くないが、重ねて言うが、喧騒(けんそう)の中で決めないでほしい。(2013/08/01-18:02)

http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201308010043.htmlより、
2013年8月1日14時12分
麻生氏、ナチス発言を撤回 「改憲の悪しき例あげた」

 麻生太郎副総理兼財務相は1日午前、憲法改正をめぐってナチス政権を引き合いに「手口に学んだらどうか」などと発言したことについて、「誤解を招く結果となったので撤回したい」と述べた。財務省内で記者団に語った。国内外で批判が高まっていることを踏まえ、発言を撤回することで早期の収拾を図る。
 麻生氏は記者団に「(発言が)私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾だ」と述べたうえで、「憲法改正については落ち着いて議論することが極めて重要だと考えている。この点を強調する趣旨で、喧騒(けんそう)にまぎれて十分な国民的理解、議論のないまま進んでしまった悪(あ)しき例としてあげた」と説明した。
 さらに「私がナチスやワイマール憲法にかかわる経緯について極めて否定的にとらえていることは、全体の流れをみていただいたらはっきりしている」と語り、ナチス政権を肯定する立場ではないことを強調した。その後、同じ内容のコメントも発表した。
 麻生氏は7月29日、東京都内のシンポジウムで「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」などと語った。
 これに対し、米国の代表的なユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」が30日に批判声明を発表したほか、韓国、中国両国外務省のスポークスマンも批判するコメントを出した。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013080101001108.htmlより、
麻生氏、ナチス発言を撤回 国内外批判で火消し
2013年8月1日 13時30分

 麻生太郎副総理兼財務相は1日、憲法改正に絡み戦前ドイツのナチス政権を引き合いにした自身の発言を「誤解を招く結果となった」として撤回した。野党や米国のユダヤ系団体が厳しく発言を批判。菅義偉官房長官は1日午前の記者会見で、7月31日に麻生氏に「誤解を受けている」と伝えたことを明らかにした。米国の批判を懸念し、発言撤回により早期に火消しを図ったとみられる。
 麻生氏は1日、コメントを読む形で記者団に、憲法改正をめぐる議論の重要性を強調するためにあしき例としてナチス政権を引き合いに出したとして「私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾である」と釈明した。(共同)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013080101001244.htmlより、
麻生氏発言、与党からも苦言 重々配慮すべきだ
2013年8月1日 13時19分

 公明党の山口那津男代表は1日の記者会見で、麻生太郎副総理が憲法改正論議に絡んでナチス政権を引き合いに出した発言に苦言を呈した。「本人が撤回したのだから撤回に値すると認識したのだろう。枢要な立場の政治家は発言に重々配慮すべきだ」と述べた。
 自民党の石破茂幹事長は「ユダヤの方々からの意見もあるようなので、政府として誤解を招くことがないようきちんと対応すべきだ。党としても外交関係に支障を来さないようできることをしたい」と、党本部で記者団に語った。(共同)

http://mainichi.jp/select/news/20130801k0000e010242000c.htmlより、
麻生副総理:「ナチスに学べ」発言を撤回 「誤解招いた」
毎日新聞 2013年(最終更新 08月01日 13時12分)

 麻生太郎副総理兼財務相は1日午前、憲法改正に関して戦前ドイツのナチス政権を引き合いに「あの手口を学んだらどうかね」などと発言したことについて「例示が誤解を招く結果となったので撤回する」とのコメントを発表した。
 ナチス政権を肯定する発言と受け取られ、米国のユダヤ系人権団体が抗議声明を発表したほか、中国外務省や韓国外務省も声明などでこの発言を批判。国際的な批判が高まり、放置しておけば安倍政権へのダメージとなりかねないため、発言撤回に追い込まれたものとみられる。
 麻生氏は先月29日に東京都内で講演し、憲法改正について、静かな環境で進めるべきだとの主張の中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と発言していた。
 発言を撤回したコメントでは「喧騒(けんそう)に紛れて十分な国民的理解及び議論のないまま進んでしまったあしき例として挙げた。極めて否定的にとらえていることは、発言全体から明らかだ」などと釈明した。
 これに関連し、菅義偉官房長官は1日午前の記者会見で「安倍政権としてナチス政権を肯定的にとらえることは断じてない」と強調。「わが国は戦後一貫して平和と人権を徹底的に擁護する社会を築き上げ、国際社会に貢献してきた」と述べた。【鈴木美穂】

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013080100265より、
麻生財務相、ナチス発言を撤回=「誤解招き遺憾」

 麻生太郎副総理兼財務・金融相は1日、憲法改正論議に関連し、ナチス政権の手法を肯定したとも取れる自身の発言について、「私の真意と異なり誤解を招いたことは遺憾だ。ナチス政権を例示として挙げたことは撤回したい」とのコメントを発表した。国内外に批判が広がったことを受け、早期にこの問題での幕引きを図りたい考えとみられる。
 菅義偉官房長官は1日午前の記者会見で、麻生財務相と前日に発言をめぐり電話で話したことを明らかにした上で、「安倍内閣としてはナチス政権を肯定的に捉えるようなことは断じてない」と述べた。
 財務相が問題の発言をしたのは7月29日。東京都内のホテルでの講演で、「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と述べた。
 これに対し、米国の反ユダヤ活動監視団体や中国外務省の副報道局長が、発言を非難する声明を相次いで発表するなど国際的に波紋が広がった。国内では、野党などから批判の声が出ていた。
 財務相は1日、財務省内で記者団に、「けんそうにまぎれて十分な国民的理解、議論のないままに進んでしまったあしき例として、ナチス政権下のワイマール憲法の経緯を挙げた」と釈明した。
 また、連立与党の公明党の山口那津男代表は同日の記者会見で、「枢要な立場にある政治家は発言に重々配慮することが重要だ」と強調した。(2013/08/01-13:10)

http://mainichi.jp/select/news/20130801k0000m030066000c.htmlより、
麻生氏講演:米のユダヤ系人権団体が抗議
毎日新聞 2013年(最終更新 08月01日 02時08分)

 麻生太郎副総理兼財務相が29日、東京都内で憲法改正に関し「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうか」と憲法論議は静かな環境で進めるべきだとの認識を、講演で示した問題で、ユダヤ系人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・米ロサンゼルス)は30日、「一体どんな手口をナチスから学べると言うのか」と題した抗議声明を発表し、麻生太郎副総理がすぐに発言の真意を明確に説明するよう求めた。
 声明では、「どんなナチスの統治が学ぶに値するのか。人目を盗んで民主主義を駄目にすることか」と皮肉った上で、「ナチス政権の台頭が世界を急速に深淵(しんえん)へと追いやり、人類を計り知れない第二次世界大戦の恐怖に陥れたのを、麻生副総理は忘れたのか」と批判。その上で「世界が学ぶべき教訓は、権力の座にある者はナチスのように振る舞うべきでないということだけだ」と結論づけた。
 同センターは反ユダヤ主義を監視し、ホロコースト(ナチスによるユダヤ人大虐殺)の教訓を伝える活動を続けている。【坂口裕彦】

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130801/k10013456601000.htmlより、
麻生副総理・財務相 ナチス発言撤回
8月1日 13時6分

麻生副総理兼財務大臣は、憲法改正に関連して「ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」などと述べたことについて「真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾だ」と述べ、発言を撤回しました。
麻生副総理兼財務大臣は、先月29日、東京都内で開かれたシンポジウムで、憲法改正に関連して「憲法の話は狂騒の中でやってほしくない。ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気付かないで変わった。あの手口、学んだらどうかね」などと述べました。
この発言に対し、アメリカのユダヤ系の人権団体や野党側から「ナチス政権を称賛する発言だ」などとして批判が出ていました。
これについて、麻生副総理兼財務大臣は、1日午前、記者団に対して「私の発言が真意と異なり、誤解を招いたことは遺憾だ。私は憲法改正について、落ち着いて議論することが極めて重要であると考えている。この点を強調する趣旨で、けん騒に紛れて十分な国民的理解や議論のないまま進んでしまった悪しき例として、ナチス政権下のワイマール憲法の経緯を挙げた。私がナチスおよびワイマール憲法にかかる経緯について、極めて否定的に捉えていることは、私の発言全体から明らかだ」と述べました。
そのうえで、麻生大臣は「この例示が誤解を招く結果となったので、ナチス政権を例示として挙げたことは撤回したい」と述べ、発言を撤回しました。

「ナチス肯定断じてない」
菅官房長官は、午前の記者会見で「安倍内閣、政府の立場はナチスを肯定的に捉えるようなことは断じてない。わが国は戦後一貫して平和と人権を徹底的に擁護する社会を築き上げ、国際社会に貢献してきた。今後もその方向性はまったく変わらない」と述べました。
また、菅官房長官は「麻生副総理には、きのう電話で『誤解を受けている』と伝え、本人は『趣旨と違うので撤回したい』ということだった」と述べました。
さらに、菅官房長官は記者団が「野党側からは麻生氏の議員辞職を求める声が出ているが、この問題はこれで終わりか」と質問したのに対し「今、申し上げたことに尽きる」と述べました。

米ユダヤ系団体が批判
麻生副総理兼財務大臣が憲法改正に関連して、ナチス政権に言及した発言に対して、アメリカのユダヤ系の人権団体は「ナチス・ドイツの台頭が世界を恐怖に陥れたことを忘れたのか」と批判しました。
アメリカ・ロサンゼルスに本部を置くユダヤ系の人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は、30日、麻生副総理兼財務大臣が憲法改正に関連して「ドイツのワイマール憲法も、いつの間にかナチス憲法に変わっていた。あの手口、学んだらどうか」などと述べた発言に対して声明を発表しました。
声明は「ナチスのどのような手口に学ぶ価値があるというのか。ひそかに民主主義を損なうことか」と疑問を投げかけ、「ナチス・ドイツの台頭が世界を第2次世界大戦の恐怖に陥れたことを麻生副総理は忘れたのか」と批判しています。
そのうえで「麻生副総理は発言の真意を明らかにすべきだ」と主張しています。

http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201307310603.htmlより、
朝日新聞 2013年8月1日1時17分
ナチスの憲法改正「手口学んだら」 麻生副総理が発言

 麻生太郎副総理が憲法改正をめぐり、ナチス政権を引き合いに「手口に学んだらどうか」などと発言したことに対し、米国の代表的なユダヤ人人権団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」(本部・ロサンゼルス)は30日、批判声明を発表し、「真意を明確に説明せよ」と求めた。

■ユダヤ人団体が説明要求
 麻生氏は29日、東京都内でのシンポジウムで「ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた。誰も気づかないで変わった。あの手口に学んだらどうかね」などと語った。
 シンポジウムはジャーナリストの桜井よしこ氏が理事長を務める「国家基本問題研究所」が都内のホテルで開いた。桜井氏が司会をし、麻生氏のほか西村真悟衆院議員(無所属)や笠浩史衆院議員(民主)らがパネリストを務めた。
 発言に対し、同センターは声明で「どんな手口をナチスから学ぶ価値があるのか。ナチス・ドイツの台頭が世界を第2次世界大戦の恐怖に陥れたことを麻生氏は忘れたのか」とした。
 同センターはロサンゼルスでホロコースト(ユダヤ人大虐殺)を展示する博物館を運営。反ユダヤ活動の監視も手がけ、1995年には「ホロコーストは作り話だった」とする記事を掲載した文芸春秋発行の月刊誌「マルコポーロ」に抗議。同誌は廃刊、当時の社長が辞任した。
 一方、韓国外交省の趙泰永・報道官は30日の会見で「こうした発言が、過去に日本の帝国主義による侵略の被害に遭った周辺国の国民にどう映るかは明白だ。多くの人を傷つけるのは明らかだ」と批判。中国外務省の洪磊・副報道局長も31日、「日本の進む方向にアジア諸国と国際社会の警戒を呼び起こさないわけにはいかない」との談話を出した。
 また、ドイツの週刊紙ツァイト(電子版)は31日、「日本の財務相がナチスの改革を手本に」という見出しで発言を伝えた。同センターなどの反応を伝え、「ナチスの時代を肯定する発言で国際的な怒りを買った」とした。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013073101002298.htmlより、
中国、麻生氏発言を批判 「アジア諸国が警戒」
2013年7月31日 22時54分

 【北京共同】麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正に絡み、戦前ドイツのナチス政権を引き合いに出した発言をしたことについて、中国外務省の洪磊副報道局長は31日「日本の指導者がナチスをまねて憲法改正の手続きを進めようと公然と述べたことは、アジアの近隣諸国と国際社会の日本に対する関心と警戒心を引き起こさざるを得ない」と批判する声明を出した。
 麻生氏が靖国神社について「国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい」などと述べたことについて、洪氏は「靖国神社の問題は日本が歴史を直視しているかどうか、アジアの被害国の国民感情を尊重しているかどうかにかかわる」と強調した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013073101130より、
中国外務省、麻生氏発言を非難=共産党機関紙も批判

 【北京時事】中国外務省の洪磊・副報道局長は31日夜、麻生太郎副総理兼財務相が講演でナチス・ドイツ時代の憲法改正の手法を肯定するかのような発言を行ったことについて非難する談話を発表した。
 同副報道局長は「日本の主要な指導者がナチスを見習い、憲法改正を押し進める必要があると公然と述べたことは、日本がどこに進むかに関してアジアの近隣や国際社会の懸念と警戒を引き起こさざるを得ない」と指摘した。
 31日付の共産党機関紙・人民日報も、麻生氏の発言に「日本の副総理がなんとナチスに学ぶよう鼓舞した」との見出しで大きく取り上げ、海外の専門家や学者の話として「全人類に対する公然たる挑発」と批判。その上で「国際社会は強く非難し、積極的な行動を取り、日本の右翼勢力のさらなる拡張を共に抑えなければならない」と伝えた。(2013/07/31-22:09)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013073100944より、
麻生氏に議員辞職要求=社民幹事長

 社民党の又市征治幹事長は31日、麻生太郎副総理兼財務相がドイツのナチス政権時代の憲法改正の手法を肯定するかのような発言をしたことについて「発言の撤回とナチス被害者への謝罪、閣僚および議員の辞職を求める」との談話を発表した。「ナチス賛美は欧州連合(EU)諸国で『犯罪』であるという事実に留意すべきだ」とも批判した。(2013/07/31-19:04)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013073100404より、
「ナチスの手口に学べば」=麻生氏、改憲めぐり発言

 麻生太郎副総理兼財務相が29日、東京都内のホテルで講演した際、憲法改正に関し「いつの間にか騒がれるようになった。マスコミが騒いで、中国も韓国も。ドイツのワイマール憲法もいつの間にかナチス憲法に変わっていた。誰も気が付かなかった。あの手口に学んだらどうかね」と述べていたことが31日、分かった。
 憲法論議は静かな環境で進めるべきだとの認識を強調したものとみられるが、ナチス政権の手法を肯定したとも取れる発言で、波紋を呼ぶ可能性がある。
 これに関して菅義偉官房長官は31日の会見で、麻生氏の発言への認識を問われ、「麻生副総理が答えるべきだ」と述べるにとどめた。(2013/07/31-12:57)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013073102000111.htmlより、
改憲でナチス引き合い 麻生副総理、都内講演で
東京新聞 2013年7月31日 朝刊

 麻生太郎副総理兼財務相は二十九日夜、都内で講演し、憲法改正をめぐり戦前ドイツのナチス政権時代に言及する中で「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか」と述べた。
 「けん騒の中で決めないでほしい」とし、憲法改正は静かな環境の中で議論すべきだと強調する文脈の中で発言したが、ナチス政権を引き合いに出す表現は議論を呼ぶ可能性もある。
 麻生氏は「護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧。改憲は単なる手段だ」と強調した。その上で「騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない」と指摘した。

http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2013073102000110.htmlより、
あの手口を学んだらどうか 麻生氏の発言要旨
東京新聞 2013年7月31日 朝刊

 麻生太郎副総理兼財務相の二十九日の講演における発言要旨は次の通り。
 日本が今置かれている国際情勢は、憲法ができたころとはまったく違う。護憲と叫んで平和がくると思ったら大間違いだ。改憲の目的は国家の安定と安寧だ。改憲は単なる手段だ。騒々しい中で決めてほしくない。落ち着いて、われわれを取り巻く環境は何なのか、状況をよく見た世論の上に憲法改正は成し遂げられるべきだ。そうしないと間違ったものになりかねない。
 ドイツのヒトラーは、ワイマール憲法という当時ヨーロッパで最も進んだ憲法(の下)で出てきた。憲法が良くてもそういったことはありうる。
 憲法の話を狂騒の中でやってほしくない。靖国神社の話にしても静かに参拝すべきだ。国のために命を投げ出してくれた人に敬意と感謝の念を払わない方がおかしい。静かにお参りすればいい。何も戦争に負けた日だけに行くことはない。
 「静かにやろうや」ということで、ワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。誰も気がつかない間に変わった。あの手口を学んだらどうか。僕は民主主義を否定するつもりもまったくない。しかし、けん騒の中で決めないでほしい。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013073001002301.htmlより、
韓国、麻生副総理の発言を批判 「多くの人を傷つける」
2013年7月30日 19時08分

 【ソウル共同】韓国外務省の趙泰永報道官は30日、麻生太郎副総理兼財務相が憲法改正論議に絡み、戦前ドイツのナチス政権を引き合いに「ドイツのワイマール憲法はいつの間にか変わっていた。あの手口を学んだらどうか」と述べたことについて「こうした発言が多くの人を傷つけることは明白だ」と批判した。定例記者会見での発言。
 趙氏は、麻生氏の発言が「侵略の被害を受けた周辺国の国民にどう受け止められるか明らかだ。日本の政治指導者は言行を慎重に行う必要がある」と述べた。

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