全国戦没者追悼式 安倍首相が式辞

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130815/k10013803601000.htmlより、
首相 アジアへの責任に触れず
8月15日 19時26分

安倍総理大臣は、「終戦の日」の15日に開かれた政府主催の全国戦没者追悼式での式辞で、「歴史に対して謙虚に向き合う」などと述べる一方、例年、総理大臣の式辞に盛り込まれてきたアジア諸国に損害と苦痛を与えた責任には触れませんでした。
「終戦の日」に開かれる政府主催の全国戦没者追悼式での総理大臣の式辞では、例年、「先の大戦ではとりわけアジア諸国の人々に対し多大の損害と苦痛を与えた」などとする文言が盛り込まれており、安倍総理大臣も平成19年の追悼式では言明しています。
しかし、ことしの式辞で、安倍総理大臣は、「私たちは、歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた国の未来を切り開いていく」などと述べる一方で、アジア諸国に損害と苦痛を与えた責任には触れませんでした。
これについて、安倍総理大臣の周辺は、NHKの取材に対し、「式辞の趣旨は、『戦没者の犠牲の上に、今の私たちがあり、2度と戦争はしない』と誓うものだ。これまでは、式辞の対象が国民なのか諸外国なのかはっきりしなかった。今回は、英霊に対して、決意と感謝を伝えるものにした」と述べました。
また、政府高官の1人は、「安倍総理大臣は、戦争で犠牲になった日本人の冥福を祈りたいという気持ちが強かった。アジア諸国への加害責任を感じていないわけではなく、それは外交の場などで伝えることができる」と述べました。

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013081590135612.htmlより、
68回目終戦記念日 全国戦没者追悼式 首相「不戦の誓い」触れず
2013年8月15日 13時56分

 六十八回目の終戦記念日を迎えた十五日、政府主催の全国戦没者追悼式が日本武道館(東京都千代田区)で開かれた。天皇、皇后両陛下をはじめ、遺族約四千八百人、安倍晋三首相らが参列し、戦争で犠牲となった約三百十万人の冥福を祈るとともに、平和への誓いを新たにした。安倍首相は式辞で「世界の恒久平和に、能(あた)うる限り貢献する」と決意を述べたが、近年の歴代首相が表明していたアジア諸国に対する加害と反省や「不戦の誓い」には触れなかった。
 追悼式には、衆参両院議長や最高裁長官、各界代表も参列した。
 式典は正午前に始まり、国歌斉唱の後、安倍首相は「歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた国の未来を切り開いていく」と式辞。
 さらに「世界の恒久平和に能うる限り貢献し、万人が心豊かに暮らせる世を実現するよう全力を尽くす」と述べた。
 正午の時報を合図に参列者全員が一分間の黙とうをささげ、戦死した軍人・軍属ら約二百三十万人、空襲や原爆などで亡くなった民間人の犠牲者約八十万人の冥福を祈った。
 天皇陛下は「かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします」とお言葉を述べられた。
 遺族代表として、奄美大島沖で夫が戦死した遠矢(とおや)みち子さん(92)=東京都練馬区=が「悲惨な戦争の教訓をしっかりと心に刻み、すべての人々が平和で心豊かな世界となるよう努力いたします」と追悼の辞を述べた。
 参列した遺族最高齢者は、サイパン方面で夫が戦死した青柳よし乃(の)さん(99)=埼玉県宮代(みやしろ)町。最年少者は、旧ソ連アルタイ地方で曽祖父が抑留死した中島馨(けい)君(10)=横浜市。
 遺族の高齢化が進んでおり、参列者のうち戦没者の子どもが全体の三分の二を占めた。父母の参列がないのは三年連続。妻は十六人と全体の0・3%で、四年連続で1%を切った。(東京新聞)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130815/k10013792451000.htmlより、
戦後68年 全国戦没者追悼式
8月15日 13時17分

終戦から68年を迎えた15日、およそ310万人の戦没者を慰霊する政府主催の全国戦没者追悼式が、東京の日本武道館で行われました。
式典には、全国の遺族の代表などおよそ6000人が参列しました。
天皇皇后両陛下が、菊の花で飾られた式壇に着かれたあと、安倍総理大臣が「貴い命をささげられたあなた方の犠牲の上に、今、私たちが享受する平和と、繁栄があります。歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた国の未来を切り開いてまいります」と式辞を述べました。
そして正午の時報とともに、参列者全員で1分間の黙とうをささげました。
続いて、天皇陛下が「歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります」とおことばを述べられました。
そのあと遺族を代表して、昭和20年に奄美大島沖で夫を亡くした東京・練馬区に住む遠矢みち子さん(92)が、「最愛の夫を、父を、兄弟を、そして子を失った私たちの悲しみは深く、切なく、とても言葉では言い尽くせるものではありません。悲惨な戦争の教訓をしっかりと心に刻み、すべての人々が平和で、心豊かな世界となりますよう、たゆまぬ努力をいたしますことをお誓い申し上げます」と追悼の辞を述べました。
終戦から68年を迎え、遺族の高齢化が一層進み、参列した遺族の73%が70歳以上になりました。
最年長の参列者で、埼玉県宮代町に住む99歳の青柳よし乃さんは、昭和19年に夫の好男さんをサイパン沖の戦闘で亡くしました。
戦地に出発する前に好男さんが告げた「子どもたちを元気に育ててほしい」という言葉を胸に、畑仕事や内職などに励み、3人の子どもを育てたということです。
青柳さんは、「夫のことは一日も忘れたことはありません。夫に、子どもも孫もみんな丈夫に育ったことを伝えたいと思います。家族が死ぬのは嫌なので、絶対に戦争はしてほしくないです」と話していました。
また最年少の参列者で、横浜市戸塚区に住む10歳の中島馨さんは、ひいおじいさんの石井吉三さんが終戦のよくとしの昭和21年に抑留されていた旧ソ連で亡くなりました。
祖母に連れられて遺影を抱いて参列した中島さんは、「ひいおじいさんは日本に帰ってくることができず残念だったと思います。世界中から戦争がなくなって平和になってほしいと思います」と話していました。
式典では、参列者が式壇に菊の花を手向けて、およそ310万人の戦没者の霊を慰めるとともに平和への誓いを新たにしました。

天皇陛下のおことば
本日、「戦没者を追悼し平和を祈念する日」に当たり、全国戦没者追悼式に臨み、さきの大戦において、かけがえのない命を失った数多くの人々とその遺族を思い、深い悲しみを新たにいたします。
終戦以来既に六十八年、国民のたゆみない努力により、今日の我が国の平和と繁栄が築き上げられましたが、苦難に満ちた往事をしのぶとき、感慨は今なお尽きることがありません。
ここに歴史を顧み、戦争の惨禍が再び繰り返されないことを切に願い、全国民と共に、戦陣に散り戦禍に倒れた人々に対し、心から追悼の意を表し、世界の平和と我が国の一層の発展を祈ります。

首相 千鳥ヶ淵戦没者墓苑で献花
安倍総理大臣は、政府主催の「全国戦没者追悼式」に出席するのに先立って、東京・千鳥ヶ淵の戦没者墓苑を訪れ、花束をささげました。
千鳥ヶ淵の戦没者墓苑には、第2次世界大戦で戦死し、名前が分からないため遺族に引き渡すことができない遺骨が納められています。
安倍総理大臣は、日本武道館で行われる政府主催の「全国戦没者追悼式」に出席するのに先立って、午前11時半前、戦没者墓苑を訪れました。
そして、花束をささげ、深く頭を下げて、戦没者の霊を慰めていました。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_date2&k=2013081500411より、
衆参議長が追悼の辞=終戦記念日

 伊吹文明衆院議長、山崎正昭参院議長は15日、全国戦没者追悼式でそれぞれ追悼の辞を述べた。伊吹衆院議長は「つらく悲惨な体験を風化させることなく後世へと伝えていくことは、私たちの責務だ」と強調。山崎参院議長も「先人たちが築いてくれた今日の平和と繁栄を次の世代にしっかりと引き継いでいくことを誓う」と訴えた。追悼の辞の要旨は次の通り。
 【伊吹衆院議長】
 いまだに多くのご遺骨が遠い異境の地に残されている。ご遺骨が一刻も早く日本に戻れるよう努力することも、また国の責務だ。
 戦後、わが国は国民の不断の努力により、平和で美しく、豊かな国日本を築き上げてきた。しかし、国際社会では、いまだに領土拡張の風潮、テロリズム、核の脅威、宗教や民族の違いによる地域紛争が存在している。日本を取り巻く安全保障環境も、国際法の枠を越える行為により厳しさを増している。
 戦後68年が経過し、戦争を実体験した世代も少なくなってきた。痛ましい犠牲の上に得られた平和と豊かさを当たり前と思わず、あのつらく悲惨な体験を風化させることなく後世へと伝えていくことは、今を生きる私たちの日本の将来のための責務だ。
 【山崎参院議長】
 戦争によって310万人とも言われる方々が亡くなられた。灼熱(しゃくねつ)の南方の地や、いてつく極寒の荒野、あるいは、空襲警報におびえる防空壕(ごう)の中で、その脳裏に浮かんだものは何だったか。戦争という、明日をも知れぬ状況にあって、たとえ自らが倒れても、たとえその命が尽きたとしても、この国の未来のために、何より、愛する人、かけがえのない人に、生きて、子供やその次の代にまで命をつないでほしい。そう願いながら、しかし、数多くの方々が戦火に散っていった。そのことを思えば、今もなお胸が締め付けられる。
 どれだけ時代が過ぎ去っても、決して忘れてはならないことがある。今を生きる私たち一人一人が過去を振り返り、未来に向けて決意を固くする。それが8月15日という日ではないか。先人たちが築いてくれた今日の平和と繁栄を次の世代にしっかりと引き継いでいくことを誓う。(2013/08/15-12:29)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013081500390より、
「アジアへの反省」触れず=戦没者追悼式で首相式辞-68回目の終戦記念日

 68回目の終戦記念日を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で開かれた。天皇、皇后両陛下と安倍晋三首相、遺族らが参列。戦争の犠牲となった約310万人(軍人・軍属約230万人、民間人約80万人)の冥福を祈り、改めて平和を誓った。安倍首相は式辞で、近年の歴代首相が表明していたアジア諸国に対する損害や反省などに言及しなかった。
 式典は正午前に開始。式辞で安倍首相は、2007年に自身も使った「アジア諸国の人々に多大の損害と苦痛を与え、深い反省と哀悼の意を表する」という表現を用いなかった。近年の首相が使っていた「不戦の誓い」にも触れなかった。
 近隣諸国に対しては1993年、細川護煕首相(当時)が初めて式辞で哀悼の意を表明して以来、歴代首相が「損害と苦痛」や「深い反省」に言及してきた。
 安倍首相は一方で、「わが国は世界をより良い場に変えるため、戦後間もない頃から、各国・各地域に支援の手を差し伸べてきた」と述べ、「世界の恒久平和に、あたう限り貢献し、万人が心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くす」と訴えた。
 戦没者に対しては「あなた方の犠牲の上に、私たちが享受する平和と繁栄があることを、片時たりとも忘れません」と追悼。その上で「歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた国の未来を切り開く」とした。(2013/08/15-12:29)

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013081500393より、
安倍首相式辞

 15日の全国戦没者追悼式での安倍晋三首相の式辞全文は次の通り。
 天皇皇后両陛下のご臨席を仰ぎ、戦没者のご遺族、各界代表多数のご列席を得て、全国戦没者追悼式を、ここに挙行いたします。
 祖国を思い、家族を案じつつ、戦場に倒れられた御霊、戦禍に遭われ、あるいは戦後、遠い異郷に亡くなられた御霊の御前に、政府を代表し、式辞を申し述べます。
 いとしいわが子や妻を思い、残していく父、母に幸多かれ、ふるさとの山河よ、緑なせと念じつつ、貴い命をささげられた、あなた方の犠牲の上に、いま、私たちが享受する平和と、繁栄があります。そのことを、片時たりとも忘れません。
 御霊を悼んで平和を祈り、感謝をささげるに、言葉は無力なれば、いまは来し方を思い、しばし瞑目(めいもく)し、静かにこうべを垂れたいと思います。
 戦後わが国は、自由、民主主義を尊び、ひたすらに平和の道をまい進してまいりました。
 きょうよりもあす、世界をより良い場に変えるため、戦後間もない頃から、各国・各地域に、支援の手を差し伸べてまいりました。
 内にあっては、経済社会の変化、天変地異がもたらした危機を、幾たびか、互いに助け合い、乗り越えて、今日に至りました。
 私たちは、歴史に対して謙虚に向き合い、学ぶべき教訓を深く胸に刻みつつ、希望に満ちた、国の未来を切り開いてまいります。世界の恒久平和に、あたう限り貢献し、万人が、心豊かに暮らせる世を実現するよう、全力を尽くしてまいります。
 終わりにいま一度、戦没者の御霊に平安を、ご遺族の皆さまには、ご健勝をお祈りし、式辞といたします。
(2013/08/15-12:08)

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130815/k10013787011000.htmlより、
きょう 戦後68年の「終戦の日」
8月15日 5時5分

終戦から68年を迎える15日は、戦争で亡くなったおよそ310万人の戦没者を悼み、平和について考える催しや集会が全国で開かれます。
このうち、東京の日本武道館では政府主催の全国戦没者追悼式が開かれ、戦争で亡くなった人の遺族などおよそ7000人が参列する予定です。
式典では、安倍総理大臣が式辞を述べたあと、正午の時報に合わせて全員で1分間の黙とうをささげ、続いて天皇陛下がおことばを述べられます。
そして参列者一人一人が式壇に花を手向けて、およそ310万人の戦没者の霊を慰めます。
終戦から68年を迎えて遺族の高齢化は一層進んでいて、参列を予定している遺族の7割以上が70歳以上となっています。
参列する戦没者の妻もこれまでで最も少ない16人となり、最高齢の99歳の女性は、サイパンで戦死した夫のために埼玉県から家族に付き添われて参列する予定です。
15日はこのほか、遺族の団体や自治体が集会を開くなど、全国各地で戦没者を悼み平和について考える催しや集会が開かれます。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013081500010より、
終戦記念日で与野党が談話

 与野党は15日の終戦記念日に当たり、談話を発表した。
 【自民】日本の安全保障上の負担の多くを沖縄県が負っている現実を忘れてはならない。わが国は平和主義の下、世界の平和と繁栄に貢献しなければならない。自立した国家として、国民の生命・財産を守る責務がある。必要な法整備を、国民に真実を語り、理解を求めながら進めていく。
 【民主】昨今、戦前の日本の行動を美化しようとする排外主義的な風潮や軍事力行使への憧憬(しょうけい)、そして為政者目線で国民主権を軽視する考え方が台頭しつつある。このような動きは、国民とともに断固として阻止していかなければならない。
 【日本維新の会】先人の遺志を受け継ぎ、統治機構改革によって外交・安全保障を強化できる形に変え、わが国が世界の平和と安定に向けた主導的な役割を果たせるよう取り組む。
 【公明】軍国主義の政治と決別し再出発した「平和・日本」の初心は、日本国憲法の平和主義に明らかだ。生命の尊厳と恒久平和を求めてやまない強い決意が戦後復興を成し遂げる大きな力となったことをいま一度思い返す必要がある。
 【みんな】二度と戦争への道は歩まないことを改めて誓う。戦時体制を賛美し、復古調の古色蒼然(そうぜん)たるレトリックを駆使する論調が高まっていることを危惧する。戦時体制回帰の復古派とは一線を画していく。
 【共産】侵略戦争への徹底した反省とともに、日本国憲法の平和・民主の原則に沿って、国民本位の政治、世界の平和に貢献する新しい政治を実現するため戦い抜く決意だ。
 【生活】今日の平和と安全は、かつての尊い犠牲の上に成り立っていることを決して忘れてはならない。
 【社民】戦争被害者の救済を進めるとともに、戦争という残酷な過ちを二度と繰り返させないよう、多くの犠牲を払って獲得した平和憲法の堅持を改めて誓う。
 【新党改革】終戦の日に当たり、深く思いを致し、平和国家としての道を歩むよう全力で努力を続けていく。
(2013/08/15-00:36)

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